ロックを回避してiPhoneの一部情報を盗み出すツールが発売される

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by メカ村

強固なセキュリティが特徴でもあるiPhone、他のスマホとは異なり無茶なことをしなければ基本的にハッキングなどされる恐れが極端に低く、安心して使用している方も多いかと思います。

そんなiPhoneのロックを掻い潜り一部内部情報を盗み出すソフトが発売され、世界中で徐々に話題になっているようです。

暗号化されていないデータを抽出するソフト

情報漏洩などの際にログデータなどを収取管理する際に使用されるフォレンジックツール、これを手がけるELCOMSOFT社が先日ブログにて「iPhoneのロックを無効化するフォレンジックキット」というエントリーを出しました。

iPhoneのセキュリティ強度の特徴として、「ロック解除する前はほとんどのデータが暗号化されている」というものがあるのですが、この「ほとんど」の隙を突くフォレンジックツールを作成した、というワケですね。

iPhoneはパスコードを入力して初めて暗号化を解除する仕組みになっているので、通常ロック解除前のiPhoneからデータを抜き取ろうとしても、暗号化され読み取れないデータしか手に入りません。

ただし先ほど述べたようにあくまで「ほとんど」のデータで、ELCOMSOFT社の調べによってロック解除前でも暗号化されていない情報の存在が明らかとなり、それはAppleがiOSの仕組み上仕方なく暗号化できないiCloudやiMessageで使用されるメールアドレスや認証トークンだと説明されています。

他にも暗号化の処理などが甘いアプリからも何らかのユーザーデータを取得できており、具体例としてELCOMSOFT社はロックしたiPhoneからSkypeのユーザー情報を獲得できたと説明しています。

そしてこのツールが一般に市販されているとブログで紹介されており、iPhoneのロックを迂回して一部とはいえ情報が盗み出されるとあってニュースになり始めたワケです。

ただしこの商品による被害はほぼあり得ないとメディアで説明されており、その理由として物理接続が必要な点、PCなどの母艦が必要な点、お値段が199,995円もする点、お値段と取得できるデータが見合わない点などが挙げられています。

ハッカーが使用するには合理的では無い上にそこそこ高いので、今の所ハッカーに使用されてデータを盗まれるといった心配はしなくても大丈夫だそうです。

まとめ

とはいえ、こうしたツールが市販されている事には驚きを隠せませんし、今後Appleが自社製品への営業妨害などでこの商品に何らかの法的処置は取るかも知れませんね。

基本的にほとんどのiPhoneに対して有効だそうですが、こうしたツールにも今後Appleには対策を講じて欲しいところです。

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参考:iDROPNEWS

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