Mac Proは日本時間の12月11日から販売開始 Pro Display XDRも同日に

新型のMac Proは12月10日(現地時間)から販売されることが正式に決定しました。
純正ディスプレイのPro Display XDRも同日からストアに登場するようです。
Mac ProとPro Display XDRが12月10日から注文可能に
皆さんMac Proを覚えていますか?
今年の6月に行われたApple主催の発表会、WWDC内で紹介されたモンスタースペックのマシンですが、ついに満を辞して登場です。
Appleは、公式サイトのメーリングリストに登録しているユーザーに対して、新型Mac Proの注文受付を12月10日(現地時間)から開始すると伝えました。
— Marques Brownlee (@MKBHD) December 8, 2019
ちなみに、時差の関係で日本では12月11日からとなるようです。
スペックも値段もモンスター級
発表された当時はそのパワフルすぎるスペックが話題になりました。
mac proのメモリ1.5TBのニュース見て、ストレージのことだろ?騒ぐほどか?と思ったらまじでメモリだった。
— ちん (@CHINdaDOPENESS) June 5, 2019
どうやったらメモリ1.5TBって消費出来るんだ。。。
メモリが最大で1.5TBまでのるのは1番の驚きでしたが、他にも最大28コアのIntel Xeonプロセッサ採用や、Radeon Vega Pro IIのGPUを選択でき最大4個まで搭載できるなど、まさにモンスタースペックです。
この新しいMac Proの基本構成は、32GBのメモリー、256GBのSSD、 Radeon Pro 570Xのビデオカードを搭載で、価格は5999ドル(約65万円)からとなっています。値段もすごいですね。
Pro Display XDRも同時発売
そして、このMac Proと同時に発表されたのがPro Display XDRですが、このディスプレイも同じく12月10日(現地時間)発売となるようです。
Pro Display XDRは、32インチの6Kディスプレイで、画面解像度は6,016×3,384ピクセルになっています。
こちらはディスプレイとしては、驚きの4,999ドル(約53万円)からとなっています。
ただし、決してぼったくりなわけではなく、Appleとしては妥協の一切ない完璧なディスプレイの提供を目指した結果だそうです。
一般ユーザーにはほとんど必要ないものですが、デザイナーや動画クリエイターには理想的なものになっているということですね。
おまけ:Mac Proの「あのデザイン」の謎
Mac ProとPro Display XDR、ともに目を引くデザインです。
その原因は、あの独特な丸い穴が表面に空いているデザインになっているからで、これはしばしば「大根やすり」などと揶揄さることもあります。
かっこいいと思うかダサいと思うかは、人それぞれの感性ですが、あれにはしっかりとした名前と理由があります。
このデザインは「ラティスパターン」と呼ばれ、本体の冷却性能を大きく改善することに繋がります。
特にMac ProもPro Display XDRもターゲット層はヘビーユーザーとなっているため、排熱の処理が性能へダイレクトに影響してくるため、熱対策は重要となってきます。
当然、表面に穴を開けるよりも、平らなデザインにした方がコストは削減できるわけですが、あのデザインは本体価格を上げてでも行う「意味のあるデザイン」だったわけですね。
au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。