ガラケー回帰?モトローラが縦に折りたためるスマホ「RAZR」を発表
未だ流行りを感じさせない折りたたみスマホ業界、レビュアーに渡した折りたたみスマホが軒並み壊れたサムスンの事件も久しくなりましたが、ここにきてモトローラが新手を投じてきました。
今まで折りたたみスマホといえば、タブレット〜ファブレットサイズの端末を縦長スマホくらいに折りたためるモデルばかりなのですが、今回の折りたたみスマホはガラケーのように縦に折りたためるんです。
背面に液晶もありガラケーみたい
モトローラが今回発表した縦に折りたためるスマホ「RAZR」は、まるでガラケーを思い出させるような形状をしており、開いたときはスマホ、閉じたときは閉じたガラケーのような不思議な見た目をしています。
スマホ状態時の最下部に閉じたときと同じ厚さのホームボタン領域があり、モトローラが昔出していたガラケーのそっくりなのも意図的なデザインなんでしょうね。
スマホ時のディスプレイは6.2インチで、インチ数で言えばiPhone 11やXRの6.1インチに近いのですが、ピクセル数が縦2142px横876pxとなっており、iPhone 11が縦1792px横828pxである事を考えるとかなり縦長になっているようです。
折りたたみ時のサブディスプレイはちゃんとタッチパネルとなっており、2.7インチの縦600px横800pxで思ったより大きく、通知の確認やクイックビュー、通話とメールが音楽が利用できるとの事。
フレキシブル機構はヒンジ構造を採用しており、開いている時は画面と同じ角度に、折りたたんだ際は両端の画面に対して90度になるようヒンジが設計されており、メインディスプレイをピッタリと二つ折りにできているそうです。
ここで気になる耐久度などですが、海外の他のレビューサイトや動画を見ると軒並み問題ない、というかかなり好評で、画面が壊れやすいと行った報告なども一切上がっていないようです。
この「RAZR」は今の所アメリカでのみ販売が予定されているようで、12月26日に予約受付開始、1月に順次発送が予定されているそうです。
アメリカ国外での販売が予定されていないために比較的注目度は低いですが、今後主流になるかも知れない構造を有しているだけに関係者や技術関係者は今後にかなり注目しているようです。
まとめ
男性限定的な例え話になってしまいますが、ストレートに長財布が好きか、多少厚くなっても二つ折り財布が好きかって感じのサイズ感なので、デザインが刺さる人は思った以上に多いのかも知れません。
折りたたみ構造の耐久性にはまだまだ疑問の目が向けられていますが、Appleも多数の折りたたみスマホ特許を取得していますし、少しずつ折りたたみスマホの時代が近づいているのかも知れません。