2020年のiPhoneは5G関連の部品が原因で大幅な値上げか 具体的にはどのくらい?

今年発売されたiPhone11は予想を超える売り上げを記録していますが、その背景には価格が手の届きやすいものまで下がったことも関係していると考えられています。
しかし、せっかく下がったiPhoneの価格が、来年以降のiPhoneから再び大きく値上がりするかもしれません。この背景には5G関連のコストがあるようです。
次期iPhoneには最大で6割コスト増の部品も
5Gとは次世代ネットワークと称される技術で、高速・大容量・低遅延の実現や、より広い範囲での同時接続が可能になると言われています。
AppleInsiderの取材によると、2020年に発売が予定されている5G対応のiPhoneに必要なロジックボードのコストは10%増加し、電波の送受信に必要なアンテナやボードのコストも最大で35%まで上がると予想されています。
また、5G対応に伴い、iPhone本体のデザインも変更する必要があるようです。
具体的には、5Gの電波をクリアに送受信したり内部の干渉を避けるためには、メタルやガラスなど複数の素材をより複雑に組み合わせる必要があるため、これらの変更に最大で60%のコスト増が見込まれています。
ちなみに、この変更では背面のデザインがiPhone4のデザインに近づくと言われています。
ただし、これらの値上がりはあくまでも一部の部品に限定した話であることに注意してください。iPhone本体の価格が35%や60%も値上がりするという意味ではありません。
本体価格は12万円超え!?
では、具体的にどの程度の価格上昇が考えられるのでしょうか?
一つの例としてサムスンのGalaxy S10を考えてみましょう。
Galaxy S10シリーズは現在発売されているスマートフォンの中では数少ない5Gのオプションが利用できる端末です。
そして、このGalaxy S10の5Gモデルは通常モデルに比べるとプラスで$400の費用がかかります。
つまり、現在発売されているiPhone11は、一番安いモデルで約8万2千円(税込み)になっていることを考慮すれば、来年発売される5Gモデルは12万円を超えてくる可能性があります。
もちろん、これら数字は全て予想ですが、スマホの大手企業であるサムスンが発売しているGalaxy S10を参考に考えると現実的な数字かもしれません。
少なくとも、iPhoneの価格が再び値上げの方向に向かっているのは間違いないでしょう。

BenGeskin:2020年iPhoneの予想デザイン
もしも本体価格が12万円超えとなれば、低価格モデルを求めるiPhone SE2ユーザーとiPhoneの5Gユーザーとの二極化が進みそうですね。
皆さんは、低価格なiPhone SE2と高価格な5Gモデル、どちらを購入したいですか?