iOS 13.2でマルチタスキングが改悪?あまりの使いにくさに不満続出

最近何かと悪いニュースばかりな気がするiOS、もしかしたら今回のiOS 13.2アップデートはiPhoneにとってかなりの改悪アップデートになっている可能性が出てきました。
スマホで誰もが当たり前に使っているマルチタスキング機能がほぼ機能していないとして、ネット各所で不満が続出しているようです。
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バックグラウンドのアプリが強制終了されてしまう
マルチタスキングはiPhone黎明期からの便利機能であり、いくつかのアプリを起動したままサクッとアプリを切り替えたり行き来できる利便性から、今や全てのスマホの標準搭載機能となっています。
Safariで情報を確認しながらメモに残したり、LINE中に話題に上がったYouTube動画を探して共有したりと様々なシーンで役に立ち、おそらくこの機能がなくなるだけでスマホは圧倒的に使いにくい機器になってしまうでしょう。
そのマルチタスキングがiOS 13.2から「機能していない」「使い物にならない」といった声が多く上がっているようです。
どうもアップデートしてからマルチタスキングを行うと、アプリの選択画面に移行できるもののアプリは勝手に終了されており、マルチタスキングする度にアプリを起動する事になるので実質ただのショートカットに成り果てています。
元々iOSにはマルチタスキングで保留状態のアプリを自動的に終了する機能があり、起動してから時間の経ったアプリや利用頻度の低いアプリを終了させてメモリを確保し、必要なアプリを快適に使用できるようにする目的があります。
おそらくこの機能が仕様変更かバグのせいでほぼ全ての保留アプリに適用されるようになっており、アプリを切り替えると保留状態にせずすぐに終了させ、マルチタスクではなくただのショートカット状態にしてしまっているようです。
現状この現象を回避する術はiPhoneになく、ほとんど効果は無いものの「アプリのバックグラウンド更新」をOFFにする事で少しだけ改善するに止まっている模様。
これがAppleの意図した動作なのかバグなのかは定かではありませんが、ものすごく使いにくくなってしまうので次のアップデートで改善して欲しいですね…。
まとめ
iOS 13.2では他にもHomePodを使用不能の置物に変えてしまうといった不具合も確認されており、以前のAppleらしからぬソフトウェアの粗のようなものを感じさせますね。
ユーザー的には時間がかかっても堅実なソフトウェアをリリースして欲しいところですが、最近意地でも新機能などをとりあえずリリースさせようとする姿勢のAppleには今の所期待できないのかも知れません。
iOS13.2の新機能、不具合はこちらの記事にまとめました。
→iOS13.2の新機能をチェック!アップデートしたら不具合が出たとの声も