Appleのアプリ審査はザル?App Storeで17個のアプリが発見される

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by メカ村

iPhoneが選ばれる理由の1つには、他のスマホにはないiOS由来とAppleの選定による安全性があります。

安全なスマホを使いたいというのは誰しもが思うところなのですが、どうやら最近のAppleのアプリ審査はザルになってきているのかも知れません。

広告詐欺を行う17のアプリ

先日、App Storeに17個のトロイの木馬を搭載した悪質なアプリが存在すると、セキュリティ関連企業であるWandera脅威研究所が発表しました。

これらのアプリはインストールされた後、バックグラウンドで勝手にWebサイトを開いて広告をクリックするという「広告詐欺」アプリで、今の所ユーザー自身に何か大きな不利益を産むものではないものの、製作者に不正な広告収入を提供する事になります。

17個のアプリはいずれもインドのAppAspect Technologiesという企業で作られたものだそうで、この会社は他にもiOSで51個、Androidで28個ものアプリを提供しており、現在その安全性に疑問が持たれています。

この企業は以前、似たような広告詐欺アプリをAndroidでリリースしていた過去があり、Googleによってアプリをストアリジェクトされていたそうです。

これらを踏まえても、App Storeにこのようなアプリがリリースされると「Appleの審査はザルなのか?」と不安に思ってしまう人も多いかと思います。

事実Appleには毎日何万ものアプリ申請が開発者より送信されており、1つ1つのアプリを完璧に精査する事は不可能な状況なのでしょうね。

今回の件はバックグランドでのネット通信のみでユーザーには大きな損害は無いのですが、それでもこうしたアプリがApp Storeに並んでいたという事実は気持ちの良いものではありませんね。

App StoreはGoogle Playなどよりは格段に安全なのでしょうが、App Storeでも過信せずアプリの提供元などを確認してからダウンロードするべきなのかも知れません。

まとめ

過去にもこうした事件は存在しており、App Stpreは絶対に安全なアプリストアと断言する事はできません。

最終的にインストールするか否かは自分自身で決める事ですから、不審な提供元や怪しいアプリはインストールしないようにしましょうね。

参考:iDROPNEWS

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