Appleは航空事業にも進出する!?サンフランシスコ国際空港と協議中である事が明らかに

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by メカ村

PC業界とスマホ業界で活躍するApple、最近では自動運転車に関する開発研究や実験を繰り返している事が報じられており、数年後には車や自動運転システムをリリースするのでは?なんて言われていますね。

すでに車業界という完全な異業種への進出を考えているAppleなのですが、どうやら航空分野にも進出するつもりがあるようです。

航空機ではなく施設サービスの提携

先日Appleと航空企業であるユナイテッド航空が、何らかの業務提携に関する企業間交渉を開始したと報じられました。

ユナイテッド航空といえば世界最大の航空企業で知られており、今回の交渉はAppleの拠点に近いサンフランシスコ国際空港についてのものだそうです。

交渉はまだ本当の初期段階だそうで、残念ながらどのような業務提携が計画されているかは全くわからない状態なのですが、おそらくサンフランシスコ国際空港の設備の一部をAppleが開発・デザインした設備に置き換えられるのでは?と噂されています。

例えば、現在航空券はiPhoneのアプリやWalletで管理する事ができ、二次元コード(QRなど)を表示する事でゲートを通る事ができるようになるのですが、これがiPhoneやApple Watchの非接触通信でできるようになる、などが考えられますね。

今の所Appleからのコメントは無いようですが、ユナイテッド航空の執行役員で副社長であるリンダ・ジョジョ氏は「Appleのチームはロビーや顧客サービス、荷物サービスを担当します」と説明。

ユーザーが、空港サービスをよりシームレスかつ便利に利用できる施設づくりをAppleが行う、という業務提携である事が伺えます。

元々Appleはユナイテッド航空で年間1.5億ドル(約163億円)以上利用し、ユナイテッド航空はApple製品を社内デバイスとして10万台以上導入している実績があり、かなり交友的であった事も今回の業務提携の架け橋となったのでしょうね。

Appleが航空分野でどのようなサービスを展開するのか、かなり注目が集まっています。

まとめ

Appleが最新技術を投じた航空機なんかを作るといった話ならなお面白かったのですが、さすがに専門企業ではないので不可能な話でしょうね。

空港がApple仕様になるのはなかなか面白そうなので、サンフランシスコに限らず多くの国際空港でい実施してもらいたいですね。

参考:Bloomberg

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