【iOS13.1.2】着信があったのに気づけない通話バグ…実は電話をもらっていたかもしれないぞ

何やらバグが多くiPhone 11発売の為にOSアップデートを焦ったように感じるApple、もしかしたら致命的なバグに気づいていない可能性が出てきました。
今回新たに明らかになったバグはその症状の性質上気がつきにくく、気がついた人が様々な対処を行なっているものの確実に直る術が今の所見つかっていない、というかなり面倒なバグとなっているようです。
追記:2019年10月16日のiOSアップデートで直ったようです。
→【iOS13.1.3の変更点】アップデートしたらどうなった?不具合や新機能をチェック
iOS13.1.2の深刻な通話バグとは
最近になって「iOS 13.1.2」にアップデートしたiPhoneが、そもそも着信できなかったり、通話が途中切断したり、発信できないといったバグが発生しているようです。
通話ができない=キャリア側の問題に見えがちで、かつ着信できなかった事は確認のしようがないため、アップデート後から多少SNSなどに報告が上がっていたものの、iOSのバグとして確証を得られるまでかなり時間がかかったようです。
症状としてはそもそも着信できない、通話中の15秒〜1分辺りで唐突に通話が切れる、発信しようとすると「通話失敗」と出るそうで発生頻度はユーザーによってまちまちですが、「全ての通話で発生する」「ほぼ全ての通話で発生する」といった意見が多い模様。
iOS13.1.2の通話バグの対処法
治ったと報告されている一般的な対処方法は下記の通りです。
- 電源を入れ直す・再起動する
- キャリアアップデートを実施する
- ネットワーク設定のリセット
- 新しいSIMカードを再発行し差し替える
上から順に難度が上がっていきますがこれらを実施しても改善しないユーザーもおり、今の所「確実に直る方法」は見つかっていないとの事です。
一部のユーザーは、テスト版である「iOS 13.2ベータ」をインストールする事で改善したと報告しているのですが、その後に「また通話バグが発生した」との声もあり、リスクのあるベータ版へのアップデートをしても完全に対処する事は不可能なようです。
Appleは10/5時点で「iOS 13.0」「iOS 13.1.1」の署名を中止しているため、ダウングレードでの対処は「iOS 12.4.1」か「iOS 13.1」になってしまいますが、バグが「iOS 13.1.2」以降に発生しているのでダウングレードすれば改善する可能性が高いです。
ビジネスに支障が出ているといった声も多く、携帯電話で電話ができないのは致命的な欠陥といえるので、Appleには早急な対応をして欲しいですね。
まとめ
どうもこのバグには新しく搭載したソフトウェアやハードウェアへの対応が原因なのではないか?との声が上がっており、通話と関係ないシステムが干渉している可能性が高いものの、原因の究明には至っていないそうです。
新商品リリースの為にOSのテストが甘かった気がしなくもないのですが…iOS 13へのアップデートを渋っているユーザーも多いので、Appleには早く安全に使えるバージョンをリリースして欲しいところですね。
iOS13.1.2に関する情報はすべてコチラにまとめていますよ。
→【iOS13.1.2の変更点】アップデートしたらどうなった?不具合や新機能をチェック