iPhone11は10月に入っても売上が好調!iPhoneSE 2が発売されればさらに10%の出荷増も期待

Appleは例年通りに考えると、そろそろ生産量を減らすようにサプライヤーへ指示を行い、徐々にiPhone11の供給を減らす段階に入ります。
ところが、今年は真逆となる増産の指示も報告するなどその好調ぶりが伺えますが、iPhone SE2の登場がさらにAppleの好調を後押ししそうです。
10月に入ってもiPhone11の売上は衰えない
先日、iPhone 11のは想定外の売上で、同社はiPhone 11の生産を昨年と比べ最大800万台追加するように指示したと報じられました。
それを裏付けるようなレポートを、著名なアナリストであるミンチー・クオ氏が提出しました。
同氏が所属するTF International Securitiesによると、iPhone11の需要はまだピークを迎えておらず、売上の衰えは見られないということです。
実際、昨年のiPhone XRの出荷台数は18年の年末までに2300万台でしたが、iPhone11は1.5倍以上となる3700万台から4000万台になると予想されています。
そのため、例年であれば、生産量を減らし始める時期にも関わらず、増産の指示が行われるなど10月に入ってもその勢いが全く衰えていないことを示唆しています。
一方、iPhone11 Proの出荷台数は3700万台から4000万台になると予測されており、これは昨年に4300万台を出荷したiPhone XSと比べると減少傾向にあります。
ただし、これはiPhone11 Proが不調というよりは、iPhone11に買い替えユーザーを奪われているためと思われます。
他にも、供給側がiPhone11 Proのある部品を生産するのに苦労しているため出荷数を伸ばせていないとも報告されています。どの部品かまでは残念ながら特定されていません。
iPhoneSE 2が発売されればさらなる躍進か、前年比で約10%増加も
さらに、ミンチー・クオ氏によると、Appleは2020年の第1四半期には市場の需要を確実に満たすために、第4四半期のサプライヤ生産能力の要件を引き上げた可能性が高いようです。
「より手頃な価格で登場したiPhone 11のおかげでユーザーの交換需要が増加しました。2020年の第1四半期のiPhoneの合計出荷量は前年比で約10%増加すると予想しています。」
この予想はiPhone SE2が発売されることを前提として考えられています。iPhone SE2が登場すれば、それを期待して待機してたユーザーも買い替えに乗り出す可能性があるからです。
そのため、このiPhone11の好調は来年春に予想されているiPhone SE2の登場によってさらに維持されるだろうと結論付けられました。
iPhone11の好調ぶりやiPhone SE2を求める根強い声は、ユーザーが高騰を続けるスマートフォンの価格に疲弊しており、手頃な価格の製品を求めていることの表れではないでしょうか。
来年の前半はiPhone11の好調とiPhone SE2の登場で、後半は5G搭載されデザインも刷新されると噂のiPhoneの発売で2020年のAppleは絶好調になりそうですね。
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