iPhone 11 Pro Maxを分解!双方向充電のパーツが見つかる【iFixit】
ついに昨日販売となったiPhone 11、心待ちにしていた人もいれば今年は保留にした人など、SNSで様々な報告が飛び交っていますね。
毎度おなじみiFixitが早速iPhone 11 Pro Maxの分解レポート(随時更新)をリリースしたのですが、噂になっていた”双方向充電のパーツ”が発見され注目が集まっています。
双方向充電パーツが見つかる
正確かつ迅速な分解レポートでおなじみのiFixitは本日未明、iPhone 11 Pro Maxの分解レポートを公開しました。
スピード感を重視したのか分解レポート最後は「Stay Tuned!(乞うご期待)」と締められており、これからさらなる新情報を随時更新していく旨が説明されています。
現状公式スペック以外で明らかになった情報は下記の通りです。
- ロジックボード付近に謎のパーツ
- 3連カメラは1パーツ
- 新構造の2重基盤
- モデムはインテル製
- 3969mAh,3.79V,15.04WhのL型バッテリー
最初に記載した「ロジックボード付近に謎のパーツ」ですが、これは位置と接続されている他のパーツとの位置関係から、ソフトウェアで使用不能にされている双方向充電用のモジュールだと思われます。
iPhone 11 Pro Maxにハードウェアとして搭載されているものの、ソフトウェア側での制御などがAppleの基準をクリアできず、OSレベルで使用不能にされているというのは本当だったようですね。
他に新しい3連カメラは1つのパーツにまとめられており、ロジックボードは2重構造を刷新、モジュールチップは5Gを盛り込んでいないインテル製、バッテリーは大幅増量しています。
XS Maxの時は3179mAh,3.8V,12.08Whのバッテリーでしたが、11 Pro Maxでは3969mAh,3.79V,15.04Whに変更され、前機種比20%もの容量増加が計られました。
実際に物理サイズも変わっており、0.7mm厚く13g重くなり、4.2cm³体積が増加しているぞうですが、各種基盤が最適化された事などからバッテリーに負荷を掛ける事なく搭載できたようです。
まとめ
これからもっと新しい情報が出てくるかも知れませんが、噂になっていた双方向充電機能については事実がリークされていたというのは、なかなか興味深い発見でした。
バッテリーもかなり大きくなっており、往年の「新機能は大丈夫だからバッテリー強化を」と言っていたユーザーも満足できるデバイスとなっているのではないでしょうか?