Apple MusicがWEBで使えるように!実際に試してみた【公式β版】

音楽業界はメディアの実売からデジタルに移行し、最近ではスマホの普及もあってストリーミングによる聴き放題サービスが充実していますね。
AppleもストリーミングサービスであるApple Musicを展開しているのですが、なんとAndroidやPCなどのブラウザでも視聴できるWeb版のテストページが公開されているんです。実際に試してみました。
どんな端末でもApple Music
Appleは本日未明、Apple Musicのブラウザ版のテストサイトを公開しました。
このサイトはPCはもちろん、Androidでも使用できるようになっており、Appleのデバイスじゃないと使用できなかったApple Musicの垣根を完全に取り除く大胆な取り組みと言えます。
実際に筆者の方でiPhone・Macbook・Android・Windowsのいずれでも音楽をWebブラウザ版で再生できており、インターネットブラウザを搭載した端末ならほとんどの機器でApple Musicを利用できる状態です。
Apple Musicは今までの状態だと、ユーザーの最大数がAppleが発売しているデバイスを所有しているユーザー数だったのですが、このベータ版が正式にリリスされれば、世界中のどのユーザーがどんな端末を使用していてもApple Musicを利用できるようになります。
ベータ版ながら各国の言語版がすでに用意されており、当然日本語版も表示・利用できるようになっていました。
iPhoneで開くとApple Musicが強制で開くのですが、Apple Musicを削除しておくとWeb版を利用でき、Apple Musicアプリと同様に使用できる事が確認できます。
正式なプレスリリースがまだなのでいつ頃このサービスが稼働するかは不明ですが、Appleが世界中すべてのユーザーにApple Musicを提供したいという考えなのは明らかですね。
このサービスが正式にリリースすれば、ストリーミングミュージック業界の勢力図に何らかの変化が訪れるかも知れません。
まとめ
Appleは「すべてのブラウザで(Apple Musicが)動作するべきだ」と一部メディアの質問に答えているそうで、Webブラウザを持つ端末ならスマホでもPCでもゲーム機でも利用できるようにしたいんでしょうね。
Apple製品を使っていない人にApple Musicが魅力的に見えるかは未知数ですが、Web版を公開するというのはかなり面白い試みだと思いました。