AirPodsはやっぱり外れやすい?ニューヨークの地下鉄で使用禁止を考えるレベルらしい

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by メカ村

今や完全独立型のワイヤレスイヤホン市場で独走状態のAirPods、特に日本ではその見た目などで酷評される事が多いですが、独自の構造やAppleが発売している事もあって世界的に売れていますね。

AppleはAirPodsを外れにくいイヤホンと公称し販売しているのですが、現在ニューヨークの地下鉄で使用禁止を考えさせられる事態となっているようです。

AirPodsが線路への落下多数

AirPodsはその独特な構造でシンプルなデザインながらも耳から落ちないと公称されており、実際に激しい動きでも耳からAirPodsが落ちない様子を見せるCMなどもあります。

発売当初からその内容はユーザーにとって懐疑的で、発売後はすぐさま多くのメディアで実際にAirPodsが激しい運動の中でも外れないか検証されました。

結果的には似た形状でiPhoneの付属品であるEarPodsよりも取れにくいといった感じでしたが、カナル型などよりは外れやすいというのが正直な所でしょう。

この微妙な外れやすさや小ささなどが災いし、今ニューヨークの地下鉄を管理するニューヨーク州都市交通局(MTA)ではAorPodsの地下鉄駅構内ならびに車内での使用の禁止を呼びかけようという動きすらあるようです。

MTAの話によると、地下鉄線路内にAirPodsを落下させて駅係員が対応に追われたり、列車を一旦緊急停止させてダイヤに支障が出るといった事が最近多いようで、例えば先週だと1週間で18回の落下物報告を受け、その内6つがAirPodsだったそうです。

白いのでまだ発見しやすいそうですが、路線内に落下したAirPodsを120cmほど上(ホームステップと線路の高低差)から探すのは困難な上に、見つけてピックアップするのも難儀するそうです。

数ある落し物の内1/3がAirPodsというのは、思っているよりかなりの高確率であり駅係員的には「またAirPodsか…」と思われても仕方がないでしょう。

MTAは夏で汗をかいたりしてて落下させる事が増えているだろうと話しいてるのですが、どの道ほかのイヤホンより外れやすかったり落として紛失しやすいというのは紛れもない事実なんでしょうね。

まとめ

シンプルでスタイリッシュなデザインなのはAppleの特色なんでしょうが、それで機能面や利便性に不備が出ていては地下鉄で使用禁止を呼びかけられても仕方がないかも知れませんね。

まだ呼びかけを検討している段階なのですぐさま禁止されるワケではないのでしょうが、こうした事例を元に駅構内での完全独立型イヤホンの使用禁止の動きが世界中に広まるとも限りません。

参考:MacRumors

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