iPhone 11と思われる端末のベンチマークが流出、気になる性能は?

9月10日に開催されるAppleの発表会では3つのモデルのiPhoneが発売されると予想されています。
その中のひとつ、廉価モデルであるiPhone XRの後継機と考えられているiPhone 11のベンチマークが流出しました。
iPhone 11は6コアのメモリ4GBか
MacRumorsは、iPhone 11と思われるモデルのベンチマークスコアであるGeekbenchの画像を公開しました。
それによると、モデルナンバーは「iPhone12,1」、そしてマザーボードの番号は「N104AP」となっています。このモデル番号は過去に別の情報元から流出していたものとも一致しています。
また、RAMの容量も3GBだったiPhone XRより少し多い4GBであることがわかります。
RAM(メモリ)の容量は大きければ大きいほどアプリも快適に動作もサクサクになる傾向が高いため、このアップデートは嬉しいですね。

左がXR、右がiPhone11のベンチマーク
そして、A13はSoC(必要な機能のすべてを一つの半導体に搭載したチップ)であり、6コアになっているようです。
上の画像からも分かる通り、シングルコアのスコアはiPhone XRのA12よりも10%強高い5415となりました。
ちなみに、6コアのうち、2つは高パフォーマンスのCPUコア、4つは低消費電力のCPUコアで構成されていることも明らかになっています。
また、クロック周波数は、ベースクロックが「2.66 GHz」となっており、iPhone XR(A12)の2.49 GHzより優秀になっていることが分かります。
上記の結果についてはこれまで出ていた大方の予想と一致するため、本物のデータである可能性が高いと言われています。ただし、モデル番号などの情報は偽装が可能なので過信は禁物とのこと。
iPhone 11は値段次第で魅力的な選択肢か
iPhoneの上位機種は毎年値上がりが続き、ついに販売価格が十万円を超え始めています。
そんな状況では、多くの人にとってiPhone 11は魅力的な選択肢でしょう(特にiPhone SEの発売が絶望的な現状では)。
もしも、このデータの通りならば多くのユーザーにとって十分なスペックであり、現実的な選択肢と言えるかもしれません。
気になるiPhoneの発表会はあと1週間後です!
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