ついにApple Glass来る!?iOS 13にARヘッドマウントディスプレイに関するデータ
かねてより開発が噂され多数の特許取得もされているApple製のARデバイス、通称Apple Glassは情報量の多さの割に確度の高いリーク情報はほとんど見られませんね。
一部では開発が頓挫または中止したといった情報も出回っているのですが、なんとiOS 13ベータ版のコード内にARヘッドマウントディスプレイに関するデータが発見されました。
AppleがiOS 13でテスト中か
現在開発者らに公開されているiOS 13のベータ版について、なんとARヘッドマウントディスプレイに関するデータと画像が発見されました。
データの1つはARヘッドマウントディスプレイを動かすためのテストアプリで、「STARTester」という名称で格納されており、どのような挙動をするのか不明ですが「worn(着用)」と「held(保持)」の2つのモードが搭載されているとの事。
2つめのデータは「StarBoard」という名称のプログラムで、これはステレオARと呼ばれる、左右の目にそれぞれ視覚を意識した微妙に違う画像を見せる事で、よりリアリティある仮想現実を再現するシステムです。
またこのプログラムにはREADMEが含まれており、その記述を読む限りAppleが「Garta(ガルタ、ソマリ語で”さよなら”の意)」というコードネームのARデバイスを開発している事も確認できています。
見つかった画像はARヘッドマウントディスプレイの使用状況を知らせるアイコンのようで、オン(白)とオフ(グレー)が用意されており、AppleがiOS 13ないし近い世代のiOSでARヘッドマウントディスプレイをリリースするのはかなり現実味がありますね。
ちなみにアイコンの画像がなかなか物々しいデザインになっているのですが、これらはGoogleやMicroSoftなどのARヘッドマウントディスプレイアイコンと似通っており、おそらくAppleが開発している「Garta」とデザインは関係ないと考えられています。
これらは外部情報ではなくAppleが提供するiOS 13ベータ版のデータから発見されてものですから、かなり確度の高い情報である事は納得いただけるかと思います。
スマホに変わるデバイスとして数年前から注目されているスマートグラス、ぜひAppleにはiPhoneの時と同様に業界の先駆けとしてリリースして欲しいですね。
まとめ
商品発表もしてパッケージに刻印までされていたAirPowerの例があるので疑心暗鬼になってしまいますが、Apple Glassが発表されスマートグラスが普及する日はもうすぐそこまで来ているのかも知れませんね。
もしかしたらスマートグラスではなくヘッドマウントディスプレイかも知れませんが、新しいタイプのApple製品を見てみたい気持ちは多くのiPhoneユーザーにあるようです。
ARの関連記事
ARで無くし物を探す!Apple公式の紛失防止タグの発売は間違いなさそう
AppleのARグラス開発中止の報道が流れるも著名ハッカーが猛反論
AmazonのアプリでARを使う方法|室内に家具やモノを配置できるぞ