iPhoneの正規修理業者が一気に増えるぞ!Appleによる正規認定プログラムが始まる

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by しんや

Appleは、外部の修理企業に対しても一定の資格を満たした業者に対しては修理業者として認定するプログラムIndependent Repair Provider Programを発表しました。

これにより、いよいよ外部の修理業者に対しても純正部品や修理キットの提供が開始されるため、これまで以上に正規の修理業者が増え便利になることが期待されます。

※ただし、現時点ではアメリカのみのプログラムになっています。

認定プログラムで正規の修理業者が増える

Appleが発表したIndependent Repair Provider Programは、主に「保証対象外のiPhoneの修理を行う業者」を対象にした認定を行い、修理に必要な部品や技術の提供を行います。

プログラムへの参加申請には、Appleのオンラインテストに合格してすでに認証を得ている技術者を雇っている修理業者が行う必要があり、部品の販売を行なっている業者は対象外になっています。

また、店舗が住宅地域ではなく商業地域に立地していることも申し込みのための条件として明記されています。

この認定は製品ごとに毎年更新が必要とされており、Independent Repair Provider Programに合格すれば試験費は免除されるということです。

ただし、認定のための審査がどのようなものなのかについては具体的に言及されていません。

このプログラムはアメリカから開始され、その他の国についても順次拡大予定とのことです。

iPhoneの修理に出せる場所が増える

今回のプログラムは主に保証対象外のiPhoneの修理を行う業者のみを対象としているため全てのiPhoneユーザーがその恩恵を受けられるわけではありませんが、それでも多くの人にとってiPhoneを修理に出すときに安心して選べる選択肢が増えることは間違いありません。

特に、これまでは非正規の修理業者にバッテリーの交換を依頼するとiPhoneがバッテリーを認識できなくなったり、最悪の場合正規のサポートが受けられなくなるケースもありました。

今後このプログラムが日本でも始まれば、Apple StoreやAppleの正規サービスプロバイダがない地域でも近くの修理業者に頼むことで安心して修理を受けられるようになるのかもしれません。


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