「音声検索」を使うユーザーが急増、来年には約半数の検索が音声に

皆さんは音声検索を使ってますか?最近はGoolge Homeなどのスマートスピーカが普及したおかげで経験したことがある人も増えてきているでしょう。
昔よりも格段に精度が上がり、場合によってはスマホを取り出し、手で検索するよりもずっと簡単なこともあります。
そんな「音声検索」ですが、インターネット調査会社comScoreが、2020年までにインターネット検索の50%が音声検索になるという驚きの予測を発表しました。
急増する音声検索とその背景
インターネット調査会社comScoreは予測の根拠として、アメリカ人1000人を対象に行った「音声検索アシスタントの利用状況」に関する調査をあげました。
回答者の約7割が音声検索や音声アシスタント機能の利用経験があり、さらに25歳~49歳の回答者の65%は「少なくとも1日に1回以上、音声検索などのアシスタント機能を使っている」と回答していることが明らかになっています。
10%のユーザーはショッピングも音声で
具体的な検索内容としては、近所の店やレストランについての質問、料理のレシピ、ビジネス情報などがあげられています。
興味深いことに、スマートスピーカー所有者の約1割が「音声で買い物」をしているとの調査結果も出ています。
そして、こういった音声検索の利用は今後も拡大すると予想されており、2020年にインターネット検索の50%が音声検索になるだけでなく、アメリカの音声検索を経由した商品購入の市場規模が400億ドル(約4.5兆円)にまで成長するとみられています。
場面別の利用頻度については以下のような結果が出ています。
音声検索を使う人の割合はそれぞれ、料理中が65%、マルチタスク中に62%、テレビを見ている時は57%、ベッドの上で38%、仕事中に29%、運転中は0%となりました。
こうした音声検索の普及は、アメリカの成人の約4人に1人が1台以上のスマートスピーカーを所有しているという調査が示すように、スマートスピーカの浸透が背景にあると考えられています。
皆さんは音声検索を活用していますか?
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