MacBook Pro一部機種が機内持込禁止!あのGalaxyと同じく「発火」が原因

先日Appleは公式に一部のMacbook Proのモデルにバッテリー関連の問題がある事を発表し、バッテリー自主回収プログラムを行うに至りました。
この件やいくつか報告されている上記MacBook Proの発火事件などを受け、アメリカの連邦航空局は当該MacBook Proを”あのGalaxy”と同様に機内持ち込み禁止とする事となりました。
Galaxy Note7と同様に「発火の懸念」で持ち込み禁止
一部のMacBook Proのバッテリーについては発売当時から「妙に熱くなる」といった声がユーザーから上がっており、実際に世界でも数十件程度ですが発火事件が発生。
Apple製品でこうした生命を脅かすタイプの欠陥というのは非常に珍しく、アメリカだけでも約432,000台という大規模なリコール案件へと発展しました。その結果がMacBook Proの機内持ち込み禁止という訳です。
このニュースを見て思い出されるのは、2016年に世界中を騒がせたSAMSUNGのGalaxy Note7でしょう。
Galaxy Note7は世界各所で発火事件を発生させ、公式発表が(悪い意味で)二転三転し結局リコールとなり、今回の件同様に航空機などへの持ち込みが完全に禁止され、ファームウェアのアップデートで強制的に端末を使えなくする事態になりました。
今回のMacBook Proは上記のGalaxy Note7ほどとんでもない事態にはなっていないのですが、こうした事件が自社責任でほとんど発生していなかったAppleにとっては非常に悔しい発表と言えるでしょう。
「爆弾」とまで言われたGalaxy Note7と同様の扱いですから、AppleはもちろんですがAppleファンユーザーからも悲鳴のようなポストが上げられています。
このリコールやバッテリー自主回収プログラム、発火事件などを受けてアメリカの連邦航空局は当該MacBook Proの機内持ち込み禁止を実施、実質Galaxy Note7と同じような状態になってしまいました。
今年アメリカに行く予定のある人でMacBook Proを所有している人は、必ずバッテリー自主回収プログラムのページで大丈夫かどうか確認しておきましょう。
まとめ
リコールによる機器の全回収ではなくバッテリー交換で済む問題なのでまだマシですが、バッテリー自主回収プログラムで安全が約束されたMacBook Proも対象になるんですかね…?
とりあえず筆者の使用しているMacBook Proはバッテリー自主回収プログラムの対象機種ではないので、一安心といったところでした。