iPhoneの価格に大きな変化?アメリカの追加関税でApple製品に大ダメージ予想

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by メカ村

先日発表されたトランプ大統領による中国への追加関税、現状の25%の関税に加え今まで対象外だった品物にも追加で10%の関税がかかる事となりました。

以前の段階ならApple製品が除外されApple的に大きな問題とはならなかったのですが、なんと今回は大問題になっているようです。

iPhoneの価格が上がりそう

今回の追加関税ではこれまで対象外だった品物にも10%の関税が追加される事となっており、最終組み立てを中国で行いアメリカに輸出させているAppleにとっては大ダメージとなります。

単純に今までと比べて10%も輸入費用がかさむ訳ですから、ざっくり原価が10%上がってしまった、と考えても差し支えないと思います。

仮にiPhoneの原価が10%上がった場合、我々が購入する際の価格にはどれくらいの影響があるのでしょうか?

今までに公開されてきたiPhoneの原価と販売価格、特に最近のものを考慮すると、ざっくり価格が30%も上がる事になってしまいます。

例としましては、iPhone XS Max 256GBの原価は約5万1,400円で販売価格が税別14万1,800円ですから、原価に対しての販売価格を決める係数は「2.759」となります。

仮に原価の5万1,400円が10%の原価高騰で5万6,540円となった場合、販売価格は単純計算で15万5,993円と1万4,193円も販売価格が上がってしまいます。

もちろんこんな単純計算で価格決定をAppleがするとは思えませんが、この関税がAppleにとってもユーザーにとっても喜ばしい事ではないのはわかりますね。

ちなみにこの件を受けてAppleの株価は4%ほど急落、たった1日で709億ドル(約7兆5,568億円)も資産価値を失う結果となりました。

まとめ

素人計算の単純計算なのでココまで高額にはならないだろうと信じたいのですが、トリプルカメラといった新規ハードウェアの影響もあってiPhone Xs/Xs Maxよりかなり値上がりしてしまうかも知れませんね。

ユーザーにとって価格が上がる事は単純に出費で辛いのですが、関税が10%も増えるAppleにとってはたまったもんじゃないですね。

参考:iDROPNEWS

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