OneDriveに「Personal Vault」機能が追加へ 最強セキュリティなフォルダかも

OneDriveの中にセキュリティレベルの高い「Personal Vault」フォルダが追加されます。
機密性の高いファイルを入れるのにかなり重宝しそうな機能となりそうです。
Personal Vaultとは?
サーバー上のデータをいくらセキュアにしても、スマートフォンやパソコンのロックを解除されてしまうと簡単に機密情報にアクセスされてしまいます。
この問題を防ぐべく、指紋、顔、PIN、または電子メールまたはSMSで送信されたコードなどが無いとアクセスできないフォルダが「Personal Vault」です。
たとえ悪意をもった第三者がアナタのスマートフォンのロックを解除しても、2つめのセキュリティが有るためPersonal Vault内のファイルにアクセスできなくなるという訳です。
Personal Vaultの利便性は高い
この機能はスマートフォンやPC、WEBのOnedrive.comで使えるようになります。
またOneDriveのアプリを使って直接カメラを起動し、身分証明書や保険の書類等をスキャンしPersonal Vaultフォルダに入れる事が可能。
Windows10のPCではPersonal Vaultフォルダの領域が暗号化され、デバイスに該当のファイルが転送される時点でそのファイルも暗号化されます。
また一定時間操作がないと、PC、スマートフォン、またはWEBのOnedrive.com内のPersonal Vaultは自動的に再ロックされます。つまり再ロックする必要はありません。
利用開始日は?
Personal Vaultは、オーストラリア、ニュージーランド、およびカナダでまもなく開始され2019年内に全ユーザーが利用可能となります。
既にOneDriveを利用している方は自動的にアップデートが適用され使えるようになります。
OneDriveのストレージが大容量に
またMicrosoftはOneDriveの月額249円プランのストレージを50GBから100GBに増やす予定です。
そしてOffice 365を利用するユーザーには既存の1TBに加えて、200GB〜1TBまでストレージの量を増やすオプションを用意しました。料金は200GBなら229円、1TBは1274円となります。
関連記事
「iCloud for Windows」Microsoft Store版はどこが変わった?違いを解説