Google タブレット市場から退場を明言「Pixel Slate」が最後のタブレットに

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by maruuo

GoogleにとってはPixel Slateが最後のタブレットとなるようです。

欧米の各メディアが「Pixel Slateの後継機はないようだ。」と報じたところ、Googleのデバイスおよびサービスの責任者Rick Osterloh氏がそれを認めるツイートをしました。

Googleの責任者が明言

Googleは思いのほかあっさりとタブレット市場を放棄することを認めました。

ヘイ、本当だよ…Googleのハードウェアチームは、前進するノートパソコンの構築に集中することにした。

同氏によると、Pixel Slateのサポートは続けるもののノートパソコン(Chrome book)のみに集中するとのことです。

タブレット市場ではiPadがさらに有利に?

Googleの撤退により、タブレット市場はiPadと競い合える有望なデバイスがまた一つなくなりました。

iPadは2015年以降、着実にシェア数をのばしています。

2012年: 47.2%
2013年: 28.3%
2014年: 25.3%
2015年: 21.5%
2016年: 21.3%
2017年: 26.1%
2018年: 28.2%

iPad Putting Pressure on Windows and Android Tablet Competitors, Says Strategy Analytics

特に2019年に入ってからAppleは比較的安いiPad miniから高価で高機能なiPad Proまで強力なラインナップを揃え盤石な品揃えとなっています。

そのため市場の余地がほとんど無く、GoogleはPixel Slateでシェアを奪うのは困難だと判断したのかもしれませんね。


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