中国は「歩きスマホ」から「歩きプロジェクター」に

「プロジェクターを搭載したスマートフォン。私たちは自殺する新しい方法を見つけた」というMatthew Brennan氏のツイートが注目を集めています。
Chinese smartphones with built-in projectors. We’ve found another way to kill ourselves pic.twitter.com/3iqwRYwJBd
— Matthew Brennan (@mbrennanchina) 2019年4月15日
新しいトレンド「歩きプロジェクター」
Matthew Brennan氏は深圳市のマーケティング企業の創設者です。その彼のツイートは夜間歩きながら路上でスマートフォンのプロジェクターでビデオを投影する若者達の姿です。
もちろん歩きスマホと同様に危険性の高い使い方です。
プロジェクターで道路を照らす以上、どうしても視線は下に向かってしまいますし近くを通る通行人の視線すら奪ってしまいます。
しかしながらスマートフォンと言えど、プロジェクターとしての機能は十分に果たしているみたいですね。
ツイート動画を見る限り、かなり高画質であることを伺わせます。
当然と言えば当然ですが、プロジェクター機能を使うとバッテリー消費が大きくなりその関係で1時間程度しか持たないようです。
The battery will run off in 1 hour
— Yayang Usman (@ya2nk_dheophe) 2019年4月15日
アメリカにおいては2009年までは歩行者の死亡事故が減少傾向だったのに、スマホの登場以来死亡事故の総数が増加傾向にあります。おそらく歩きスマホが関係あるのでしょう。
Distracted driving. And walking. pic.twitter.com/03d4sOj3vQ
— Chase Stubblefield 🛴 (@chasestubb) 2019年4月15日
悲しいかな富士通が2009年にプロジェクター内蔵型の携帯電話をリリースしていたのです。
もちろん不発に終わってしまったのですが…。
Fujitsu shipped projector-enabled modular design here circa 2009.. fwiw..https://t.co/mmdY9Bh9FI
— Lars Cosh-Ishii (@video_link) 2019年4月16日
IT化が急速に進む中国では(良くも悪くも)世界で最も早く新しいトレンドが発生する場所でもあります。
流行らないとは思いますが、あの「自撮り棒」でさえ流行ったのでひょっとしたら日本でも「歩きプロジェクター」は流行るのかもしれません。