世界は3つのスマホOSに分裂する?ファーウェイ独自OSにXiaomi、OPPO、テンセントが参加

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by Amamin

中国のメディア「環球時報」によるとファーウェイは同社の独自OSのテストに中国の大手IT企業と合同でテストを行い、今後数ヶ月の間にリリースするとのことです。

同メディアによると参加企業はXiaomi、OPPO、テンセント、VIVOの他に中国のキャリアも参加するとのこと。

(真偽の程は定かではありませんが)同OSは既存のAndroidよりも60%高速に動作するそうです。

Andorid陣営が分裂か

中国はスマホ人口だけで7億人がいるとされています。

もし今回の報道が本当であれば、ファーウェイの独自OSは中国政府による後ろ盾を得て、中国のスマホ企業(Xiaomi、OPPO、VIVO)はこぞって同OSに参加することになります。

つまり中国内のユーザーの多くが独自OSに鞍替えすることになるでしょう。

そうなるとファーウェイを排除したことで最もダメージを受けるのはGoogleなのかもしれません。

しかしながらAndroidユーザーは世界で25億人いるとされています。そのうち離脱するのが6-7億人であればGoogleとしては痛いながらもギリギリ許容の範囲…内でしょうか。

ちなみにiPhoneのアクティブなインストール数は9億台とされているので、ユーザー数は7-9億人だと推測できます。

スマートフォンのOSはファーウェイの独自OSによって将来的に大きく3つに分けられるのかもしれません。

例えば…

  • Android:18-19億人
  • ファーウェイ独自OS:6-7億人
  • iOS:7-9億人

実際にこうなるかどうかは分かりませんが、GoogleのAndroidがスマホOSの覇権を握るとみられていた中で大きな波乱が起こることはほぼ間違いないでしょう。

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