Appleは何位?世界の価値あるブランドランキングが公開される
世界的なマーケティング調査で有名なカンター社は先日、「世界で最も価値のあるブランドTop100」を発表しました。
毎年公開されるこのランキングではAppleとGoogleによる首位争いがずっと続けられていたのですが、今回世界のトップブランドに輝いた企業はどの企業だったのでしょうか?
トップはどちらでもなかった
「世界で最も価値のあるブランドTop100」は毎年300万人以上からアンケートを取り、各社の業績や財務状況などから世界中の企業を評価し、100社の有名ブランド企業をランキング形式で公開しています。
英語形式ではありますが、コチラから公開された全資料を無料で閲覧することができます。
2007年公開分からこのランキングではAppleとGoogleが首位争いをしており、昨年分を含めると14年間この2社が入れ代わり立ち代わりしている状態だったのですが、今年公開分ではついにこの膠着状態が崩れる事となりました。
なんと、世界的通販サイトとしてお馴染みのAmazonがこの2社を追い抜いて首位へと躍り出たのです。
IT企業のトップ同士が殴り合いしていたら、その横を通販会社が素通りしてトップに出てゴールインといった形に、このニュースには世界中から多くのコメントが寄せられているようです。
ちなみにAppleは昨年と比べて3%評価を高めそのまま2位に、Googleは2%評価を高めるも1位から3位に転落、トップのAmazonは52%も評価を高めてトップに躍り出た形となりました。
日本企業では、評価を3%下げ順位を5つ落として41位にトヨタ、10%評価を下げ15位下がって70位にNTTの2社のみがランクインしています。
世界ランキングの100社にランクインするのは非常に名誉な事だと思いますが、もう少しランクインしていると思っていただけにちょっと残念な気持ちになってしまいますね。
まとめ
Amazonはサービスを開始した1995年には小さなオンライン書店でしたが、今や世界中の誰もが利用する巨大な通販サイトへと変貌しており、また自社開発のIT機器とエコシステムを展開するなど、信じられないような急成長を遂げた企業と言えます。
今後しばらくは、Amazonがこのランキングの王者として君臨し続けるのかも知れませんね。