LINE PayがVisaとの提携を発表!全世界約5,400万のVisa加盟店で利用可能に

最近数が増えすぎた感もあるQRコード・電子決済系サービスですが、一番の問題は使える店舗がそれぞれ限られているところですよね。
そのような状況を解決するべくLINE Payは、Visaとの提携を発表しました。
この提携により利用可能店舗は日本だけでなく、世界にも広がるそうですよ!
全世界約5,400万のVisa加盟店でLINE Pay決済が可能に
LINE PayはVisaと戦略的包括パートナーシップ提携を結び、今後、両者における世界規模の加盟店や新たなフィンテックサービスのを開発・提供していくと発表しました。
LINE Payは今年1月にVisaブランドの提携クレジットカードを発表していましたが、今回の内容はそれとはまたことなりサービスレベルでの提携を目指す内容となっているようです。
具体的にはLINE Pay内で「デジタル決済対応カード」の申込み・利用が可能になるほか、既存のVisaカードを連携してスマホ決済が可能になるとのこと。
「デジタル決済対応カード」と聞くと分かりにくいですが、簡単にいうとアプリ内の仮想Visaカードが作れるということですね。この手のサービスだとKyashがまさにこれにあたります。
Kyashは仮想Visaカードを発行することでオンラインでの買い物で安全にカード決済を利用できることを売りにしていましたが、LINE Payは会社として提携することで全世界約5,400万のVisa加盟店においてLINE Pay決済ができるのが特徴。
おそらくはVisaが提供している「モバイルVisa payWave」にLINE Payを連携させることで実現するのではないかと思われますが、これにより利用できる店舗が格段に増えるだけでなく、
海外においてはカードのスキミングなどによる不正利用のリスクを減らしつつ、Visaでのカード決済が出来ると考えるとこれはなかなかうれしい話ではないでしょうか。
Visaの非接触決済ページの説明をみると、画像のようなマークがある店舗が対応となっておりおそらくLINE Payでもこのマークのお店で利用できるようになるのではと考えられます。
国内で乱立しているQRコード決済・電子決済系サービスは独自規格と共に、それぞれ使える店舗が異なるのが消費者が手を出しにくい要因とも言えますが、LINE PayはVisaとの提携でこの点で一歩リードといったところでしょうか。
提携による仮想カードの提供時期は現時点では未定ですが、開始されるとLINE Pay+Visaであれば利用したいと言う人も増えそうですね。