ミンチー・クオ氏「ファーウェイ排除はAppleとサムスンに利益がある」→スマホランキングに大きな変動が生じる

これまで数々のApple製品のリーク情報を公開してきた著名なアナリスト、ミンチー・クオ氏は今回のアメリカ商務省の禁輸措置によってAppleとサムスンのスマートフォンの出荷台数が伸びるとの予想しています。
少なくとも日本においてはその傾向が顕著に出ているようです。
Appleとサムスンが上昇、ファーウェイ製品の売れ行き激減
BCNランキングを確認したところ、Appleとサムスンが上昇しファーウェイ製品は大きく下落していることが確認できました。
iPhoneは常に上位にいるので順位の変化が分かりにくいのですが、GALAXYシリーズは確かに上昇しているようです。
- GalaxyS9 SC-02K 11位→9位
- GalaxyFeel2 SC-02L 24位→18位
リリースされたばかりの新製品も順当に順位を上げつつあります。
- GalaxyS10+ SCV42 圏外→21位
- GalaxyS10 SCV41 294位→35位
一方、ファーウェイは…
ファーウェイのスマホはこの通り順位を落としています。
- P20 lite 15位→33位
5月の間に6位→7位と順位を落として最終的に33位まで転落してしまいました。キャリアやMVNO各社の売り控えが響いているようです。
先週、ファーウェイのシェアが15%から5%まで減り、その分をAppleが吸収していることをお伝えしましたが、この傾向はさらに強くなっており、現在は5%を大きく割り込んでいそうです。
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