目的はAppleへの入社だった…13歳と16歳の未成年がAppleのサーバーをハッキング

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by メカ村

昨年8月に未成年のハッカーがAppleをハッキングしたとニュースになったのですが、先日ついにその裁判が行われました。

未成年の犯行という事もあって情報はかなり伏せられていたのですが、一体事件の全貌はどのようなものだったのでしょうか?

ハッキングの犯人は1人じゃなかった

2017年前後数年間、Appleのサーバーに不正アクセスし様々な情報を違法ダウンロードしたとして、オーストラリアに住む16歳の高校生が逮捕されたとニュースになりました。

Appleのサーバーを数年間ハッキングした事実もすごいのですが、何よりも未成年の学生によって世界的大企業Appleのセキュリティに数年間穴を開け続けていたという事実は、ハッキング業界以外にも大きなニュースとして取り上げられるほどの事態です。

そして先日その事件の裁判が終わったのですが、当初オーストラリアの16歳の高校生と伝えられていた犯人はなんと2人組で、1人は16歳、もう1人はなんと13歳だったというから驚きです。

当初「未成年の犯行なので名前は伏せて欲しい」と担当弁護士が言っていたそうですが、ネットでは「16歳ならもう大人と同じだろ」という意見が大半でした。

しかし伏せいていた13歳の少年がいたことで弁護士が「未成年の犯行なので名前は伏せて欲しい」と言った理由が今になって理解できますね。

2人はかなりの数のアクセス権限を不正に取得していたようで、90GBにもおよぶAppleが保存する何かしらのデータをダウンロードし保有していたそうです。さらに期間的にもやろうと思えば数TBレベルのデータダウンロードもできていたとの事。

彼らがこれらの情報を外部に漏らしたり売ったりする事もなく、またAppleに対して脅迫のような事もしなかったのは、2人がクパチーノにあるApple本社に勤めたかったからで、このハッキングはAppleへのアプローチのつもりだったようです。

裁判長は、「未成年」「実害を生んでない」「犯罪への認識が無かった」という3つの理由から、彼らに執行猶予(13歳に8ヶ月、16歳に9ヶ月)つきの500ドル(約54,000円)の罰金刑を言い渡したとの事。

Appleはこの判決についてノーコメント、自社のセキュリティ体制が厳重であり不審な点があればすぐに警察やFBIへ捜査依頼を行う事のみを強調していました。

まとめ

犯人らはVPNや各種ソフトウェアで誰がどこから攻撃をしているのかわからないようにしていたのですが、そもそも利用していたMacのシリアル番号がApple側に筒抜けで、販売情報などから今回の逮捕に至ったそうです。

今回の件で犯人らがどのような気持ちで判決を受け止めたのかは気になるところですが、彼らが犯罪機関などに勧誘されたりしないかだけ心配になってしまいますね。

参考:9TO5Mac

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