ファーウェイの新製品はmicroSD使えなくなる?WI-FIの認証も

これまでファーウェイは米国商務省の禁輸措置によって様々な下記の様な制限を受けつつあります。
ここに、microSDやSDカードの使用停止、WI-FIの認証の停止が加わることになりそうです。
ファーウェイのCEOはアメリカの禁輸措置に対して「売ってくれなくて良い」と発言していますが、さすがにこれは厳しい状態になったと言えるでしょう。
ファーウェイ製品でSDカードが利用停止へ
SDカードの規格を決めるSDアソシエーションがファーウェイをメンバーから除籍したことが判明しました。これにより、今後ファーウェイの新製品には(micro)SDカードが使えなくなりそうです。
※既存の端末では引き続き(micro)SDカードの使用は可能となっています。
ファーウェイはこの問題を予期していたのか、2018年10月にNM Card(ナノメモリーカード)と呼ばれる独自規格の外部メモリーカードを発表しています。
今後はこの独自規格を搭載したスマートフォンになる可能性が高いでしょう。
しかしながら一般的に普及していない規格の外部メモリーがどれだけ一般消費者に受け入れられるかは不明です。
WI-FIの認証も得られない可能性が
SDカードだけではなく、WI-FIの認証にも制限がかかりそうです。
またWI-FIの規格団体、WI-FIアライアンスもファーウェイを「一時的に制限した」とNikkei Asian Reviewが報道しています。
これによりファーウェイ製品は同団体からWI-FIの正式な認証を得られない可能性があります。ファーウェイは今後上記のWI-FI認証のロゴが無い製品を販売することになりそうです。
※ただしWI-FIが使えなくなる訳ではなさそうです。
SDカードが使えなかったり、WI-FI認証が得られないとなると、消費者としてもファーウェイ製品を選ぶことのリスクを感じてしまいますよね…。
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