Googleに続きMicrosoftも…ファーウェイへのOSとコンテンツサービスの新規受注を停止か

Googleが一部サービスを停止して新Androidを供給しないと発表してこれからファーウェイのスマホはどうなるの?と思った方もいると思いますが、どうやらスマホだけでは収まらないようです。
Microsoftのサイトからファーウェイ商品は消え、OSなどの新規受注も停止か
まさかここまで一気にその影響が広まるとは思いませんでしたが、5月15日にアメリカの商務省が禁輸措置を発表して以来、ファーウェイ離れが止まりません。
一番大きかったのはGoogleの新規Android OSやGoogle Playの供給停止で、コスパの良いスマホ端末として評価の高かったファーウェイとしては大打撃といえます。
それだけでなく半導体大手のARMも同社との契約を終了して、Kirinシリーズの存続も絶望的という状況。
Amazonではファーウェイ製品の直接販売を停止されましたし、日本では大手キャリアが同社の新製品の発売を延期するなど、もう気の毒になるレベルですよね。
そのような中、追い打ちを掛けるような話が出てきており、朝日新聞デジタルによると、MicrosoftもファーウェイからのOS・コンテンツサービスの新規受注をを停止したと中国メディアが報じていると伝えているんです。
ファーウェイと言えばスマホの他に、Macbookシリーズにデザインが似ていると話題にもなったノートパソコンも販売しており、使っているOSはWindows。
スマホに続いてノートパソコンすらも、基本OSの供給が受けられなくなるかもしれないということになるんですよね。
Microsoftは同社のサイトにてパソコンも販売していましたが、特に予告もなくページを削除していました。
既存のファーウェイ製ノートパソコンに関しては特に影響はなく、アップデートやセキュリティパッチの利用は可能とのこと。
先日、ファーウェイは独自OSの開発をしていると報じられており、スマホだけでなくタブレットやパソコンにも使えるようでこのような事態も想定したということなんでしょうかね。
破竹の勢いで急成長して、出荷台数ではAppleを抜き2位にまできたファーウェイ。今後どのようになっていくのか目が離せません。
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