折りたたみ可能な”タブレット”ThinkPadをレノボが披露

レノボがフレキシブルな画面を搭載した13インチのThinkPadタブレットを発表しました。
折りたたみが可能なスマホといえばサムスンのGalaxy Foldを想像する人が多いと思いますが、これからはダブレットといえばレノボの「ThinkPad」を思い浮かべるようになるのかもしれません。
折りたたみ可能なPCタブレットThinkPad
レノボは「ThinkPad X1」シリーズの新たな仲間として、折りたたみ可能なPCタブレットのデモンストレーションを披露しました。
登場したプロトタイプのThinkPadにはサムスンのGalaxy Foldと同じようなフレキシブルディスプレイを搭載しており、画面のサイズは13インチとなっています。
OSはWindowsを搭載しており、広げればタブレットとして利用できるほか、折りたためばノートパソコンのように使えるようになりワードでの文章作成などもはかどりそうです。
もちろん13インチの単一ディスプレイとしても使用可能で、キーボードやマウスをBluetoothで接続するとパソコンのような使い方も可能です。
まだ初期段階のプロトタイプであるため搭載されているCPUやメモリなどは明らかにされませんでしたが、USB-Cやスタイラスペンの存在は確認されました。
価格や正式名称は未定で、発売日も2020年中ということしか明らかになっていません。
デモの中ではしっかり動作しているように見えましたが、サムスンがGalaxy Foldのディスプレイ問題に苦戦していることもあり慎重な姿勢になっているのでしょうか。
→分解して調査した結果、サムスンの折りたたみスマホは「驚くほど脆い」と判明 iFixitが評価
画面の大きなタブレットが折りたたみ可能になれば利便性や収納性が大幅に向上するためレノボの新しいThinkPadは魅力的な商品になりそうですね。
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