最高価格8,500万円!?最初期の「Apple I」がイギリスのオークションに登場

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by メカ村

今や「iPhoneの会社」なApple、その起こりは故スティーブ・ジョブズらによる独自のPC開発・販売によるもので、今もMacという名称で脈々と受け継がれています。

そんなAppleの最初期に作られたPC「Apple I」がこの度イギリスのオークションに出品されると発表され、ファンの間で大きな話題となっています。

珍しいブリーフケースモデル

今回イギリスのオークションChristie’sに出品された「Apple I」は、Appleが最初期に制作・販売したPCとして有名な商品で、現代で考えるとPCというよりは筐体のないマザーボードのような存在でした。

現代でPCといえば本体にキーボードやマウス、ディスプレイなどがセットになっているのが普通ですが、キーボードやマウスが付属せず本体から中にある基盤のみを販売している、と想像するとわかりやすいかも知れません。

そして今回オークションに出品された「Apple I」はかなり稀有な見た目をしており、なんとブリーフケース(日本でいうところのアタッシュケース)に基盤とキーボードが収められている珍しいモデルです。

おそらく最初の購入者は、この「Apple I」を小型の持ち運びできるディスプレイと共に持ち歩いて使うつもりでこのように組み立てたと考えられており、サイトの画像にはディスプレイや電源などが一緒に並べられた写真がアップロードされています。

そもそも「Apple I」はおよそ200台生産されたと言われており、その中で実際に販売されたのは170台程度、「Apple II」が発売されてからは「Apple I」のオーナーに下取りと買い替えを提案しており、回収されたものはすべて裁断して破棄されていたとの事。

予想では世界に原型を留めて存在している「Apple I」は50台程度と言われており、今だに稼働できるのは8台しか存在しておらず、今回出品された「Apple I」がいかに希少価値の高いものであるのかわかるかと思います。

基盤に刻まれているシリアルコードは「01-0053」で、最初期に開発された53番目の「Apple I」という事になります。

予想価格は30万〜50万イギリスポンド、日本円にしておよそ4,300万〜8,500万円ほどになると予想されており、現地時刻の5月16日朝9時から競りにかけられるそうです。

まとめ

写真を見る限り今回「Apple I」の状態は非常に保存状態が良く、パンフレットや契約書類、他の付属品なども取り揃えられているので、かなり希少価値が高いものなのは言うまでもないでしょう。

購入者がどのような意図でこの「Apple I」を組み立てたのかは明らかになっていませんが、ノートPCの原型を見ているようでなかなかのアイディアマンだった可能性もありますね。

参考:Christie's

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