グーグルから新しいスマホPixel 3a登場 お値段は4万円台から!

日本時間の5月8日午前2時から始まったGoogle I/O 2019で今年もたくさんの新商品やサービスが発表されました!
その中でも特に目を引いたのが、Pixelシリーズの廉価版とされる「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」の登場です。
値段は廉価版だが性能は魅力的なPixel 3a
お値段は4万8千円から
本日発表された「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」の気になるお値段ですが、一番安いPixel 3aが399ドル(日本円で4万8600円)からで、Pixel 3a XLは6万円からになっています。
すでに予約の受付をGoogle Storeで開始しており、日本からも申し込みが可能になっています。
また、カラーはクリアホワイト/ジャストブラック/パープリッシュの3色が用意されています。

カラーバリエーションは3色から
FeliCa搭載
そしてiPhoneユーザーにとっては絶対に外せないのがFeliCa対応かどうかです。
Pixel 3aはFeliCaが使える為、コンビニ等での支払い時に大活躍するでしょう。
3年間のOSアップデート保証
そしてGoogle謹製のデバイスのためOSのアップデートが3年間保証されています。
iOS端末なら当然のことですが、Androidはせいぜい2年というのが当たり前なのでこれも嬉しいニュースですね。
ソフトウェアによる写真の品質向上
Pixel 3の目玉機能の一つである「Night Sight」はPixel 3aでも健在のようです。
Night Sightとは、暗いところで撮影した写真でもソフトウェアの処理によりとても鮮明な写真に加工できる機能です。
夜景はもちろん、電気がほとんどついていないような部屋での写真も驚くほど綺麗に加工されていると一時期話題になりました。

iPhone XとPixel 3aで比較した写真
特にGoogleは写真の加工処理にAIを用いておりPixel 3aでも自然な画像処理が可能になっているようです。
廉価版なので当然ハードウェアの性能は落ちており、画像処理による負荷も大きくなると思われますが、この点もソフトウェアの最適化で対応しているとGoogleは説明しました。
そしてPixelで撮った写真や動画は、品質劣化することなく高画質のまま無制限に保存することができます。
関連記事:なぜGoogle Pixelはシングルレンズなのに高品質な写真が取れるのか
スペックまとめ
その他、細かいスペックを以下にまとめました。
- Pixel 3a:5.6インチのOLEDディスプレイ(2,220 × 1,080)
- Pixel 3a XL:6.0インチのOLEDディスプレイ(2,160 × 1,080)
- 背面カメラ:12.2MP(f1.8、シングル) / フロントカメラ:8MP(f2.0、シングル)
- メモリ:4GB
- 背面に指紋認証搭載
- イヤホンジャック搭載
- シングルSIM
- 急速充電対応
概ねリーク情報と同じだったようですね。
より詳細な技術仕様はこちらへ
まとめ
今回のPixel 3aは高騰化を続けるスマホの価格に対して一石を投じるような形になりました。
最低限の機能をキープしたまま、カメラの画像処理や急速充電など他のスマホとの差別化もしっかりとできた大衆向けの素晴らしいスマートフォンではないでしょうか。
ただし、ベンチマークスコアには注意が必要です。詳細はコチラ。
→「Google Pixel 3a」は非力…ベンチマークスコアはやはり残念な結果に【確定】