iOS13の詳細をBloombergがリーク

BloombergがiOS13の各機能の詳細について報道しています。
iOS13はコードネーム「Yukon」と呼ばれ、昨年リリースされる予定だったいくつかの調整と新機能が搭載される予定です。
また既にコードネーム「Azul」と呼ばれるiOS14にも取り組んでおり、5G対応及び新しいAR機能をサポートするようです。
リークされたiOS13について
iOS12に続いてiOS13もデバイスの速度が上がります。つまり体感的に”サクサク感”が増すことになるでしょう。
またマルチタスクを起動してアプリを閉じるときの新しいアニメーションなど、ユーザーインターフェイスの調整が行われます。ホーム画面で左から右にスワイプした時に表示されるウィジェットのデザインも変更されるようです。
では各機能の詳細について紹介していきます。
ダークモード
MacOSで先に公開されたブラウザや対応アプリを黒色をベースにするダークモード。この機能はコントロールセンターで有効にすることができるようになります。
新しいキーボード
ユーザーがキーボード上の文字を一度にスワイプして単語を入力できるようにする新しいキーボードオプションです。
これはAndroid端末のオプションと似ており、SwiftKeyなどのサードパーティ製iPhoneアプリと競合する可能性があります。ただしコレが実際に公開されるかどうかは未定だそうです。
ヘルスアプリ
ヘッドフォンで音楽を再生する音量や外部環境の音量など、「聴力の健康」のセクションが追加されます。またより包括的な月経周期に関する機能も追加されます。
iPadのサブディスプレイ化
サードパーティ製アプリDuet Display やLuna Displayに似た新機能が追加されます。
またiPadを液タブのように使い、Apple Pencilで描画することが可能になります。
新しいリマインダーアプリ
今日実行するタスク、すべてのタスク、スケジュールの決まっているタスク、フラグ付きタスクの4つのデフォルトセクションがグリッド状に配置されたメイン画面になります。
デザイン面で一部のTodoアプリと競合する形になるそうですが詳細は不明です。Trelloのような見た目になるのかもしれませんね。
スクリーンタイム
自分の子供が特定の時間に連絡できるかどうかコントロールする機能が追加されます。例えば夕方には自分の子供が両親にしか連絡できないようにできます。
Booksアプリ
どこまで読んだか分かる進捗状況システムと新しい報酬システム(?)によって、ユーザーがもっと読みたくなるUIになるようです。
iMessage
WhatsAppのようにユーザーはプロフィール写真と表示名を設定して、誰がそれを見るかを選択できます。
チャット画面では、iPhoneやiPadのカメラで制御できる仮想キャラクターであるAnimojisのステッカーバージョン、およびユーザー自身の仮想表現であるMemojisを送信するためのメニューが追加されます。
マップアプリ
自宅や職場の住所のように頻繁に行く場所を場所を設定できるようになり、そのルートを最適化できるようになります。ユーザーはまた頻繁に行く場所のグループを作成し、それらに写真を追加することができます。
GoogleマップやWazeアプリとの競争が激しくなるようなので、ユーザーが地図情報を追加していく形になるのかもしれません。
統合される「探す」アプリ
「友達を探す」と「iPhoneを探す」機能がコードネーム「GreenTorch」と呼ばれる新しいアプリに統合されます。またそれはTileのような紛失防止タグも販売されるようです。
メール
個々のスレッドをミュートしたり、特定の連絡先からの受信メールをブロックしたり、より簡単なフォルダ管理を行うことができるように刷新されます。
時計
ベッドタイムとスリープモードが新しくなります。就寝時刻を設定すると、ユーザーは眠りにつく時間や目覚めたい時間を入力できます。Apple Watchのように睡眠追跡デバイスと統合することができるようになるとのことです。
コントロールセンターでスリープモードを有効にすると、着信拒否をオンにしてロック画面を暗くし、すべての通知をミュートできるようになります。
ホームアプリ
防犯カメラと統合され、過去の録画を見ることができるようになります。
HomePod
マルチユーザーモードに対応。
新しい共有システム
写真やWebリンクを共有するための、より最適化された「共有シート」インターフェース。
iOS13は、あなたが特定の人と対話する頻度に基づいて、コンテンツを送るように勧めます。
ダウンロードマネージャー
PCやMacのダウンロードフォルダのようなSafari用のダウンロードマネージャーが実装されるかもしれません。
Filesアプリ
サードパーティ製のアプリとの親和性がアップします。
iPad対応
マルチタスクに対応するためUIが一新されます。同じアプリの異なるウィンドウを切り替える機能など、いくつかのユニークな機能が追加される予定です。