スマホの二大巨頭AppleとSamsungは決算で共に減益 しかしその先行きは真逆か

投稿日:

by しんや

4月30日(現地時間)にAppleとサムスン電子は1月から3月の決算を発表しました。

共に前年同時期の決算に比べ減益となる結果になりましたが、実はその両者の先行きは今後大きく異なりそうです。

Appleは減収減益も株価上昇 市場は楽観的

Appleが発表した第2四半期(1〜3)月の決算によると前年の同時期に比べて売上高が5%(580億1500ドル)減少し、純利益も16%減になりました。

特にカテゴリ別で見るとiPhoneは17%減になるなど厳しい状況が読み取れます。

中国のiPhone販売台数、最悪の減少率を記録

しかし、その一方でアクセサリ部門では30%、サービス部門では16%の売上増加を記録するなど、主要な利益をサービス事業に移しつつあるAppleにとっては追い風となる結果になりました。

動画配信やニュース配信など新たなサービス事業に進出するApple

その発表を受けて、市場ではAppleの株価が一時5%高にまで上がるなどAppleの決算に対し楽観的な反応が見られました。

AppleのティムクックCEOが中国におけるiPhoneの売上にも復調の兆しがあると語ったことも買い材料になったのかもしれません。

サムスンは前年同期比60%の減益 来期も厳しい状況か

韓国のサムスン電子も30日に発表した決算において、営業利益が前年の同時期に比べ60%減少したことを発表しました。

Appleと同じくこちらも減益という結果になりましたが、好材料がいくつか見られたAppleとは違いサムスンの決算報告では今後の不安材料が目立つ形になりました。

たとえば、同社の主力製品であるメモリーチップですが、これからも需要が増加すると語る一方でその価格は今後も下落する見込みが高く、売上の先行きが不透明になっています。

また、同じく主力であるスマートフォン事業の活性化もはかりたいところでしたが、大手を振って売り出したGalaxy Folderがディスプレイに不具合を抱えるなど不安要素を残しています。

サムスンのGalaxy Folder

そのためメモリーとディスプレイの主要な両部門においては来期も厳しい状況が続く可能性が高く、同じ減益でもAppleとは異なる結果を迎えることになるかもしれません。

しかし、低価格モデルのGalaxyやフレキシブルスクリーンの需要は増加すると見られており売上改善の見込みはあると説明しており、好転する可能性も残しているようです。

参考:IT media Bloomberg

関連記事