Alexaの音声収集事件、実は顧客の位置情報を見る事ができたと判明 Amazonの説明は嘘だったのか

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by メカ村

先日Alexaに話した声はAIではなく人間が解析している事をニュースとしてお伝えし、かなりの反響がありました。

Amazonはこの件について「音声データと個人を特定できるデータは完全に切り離されている」としていましたが、これが真っ赤な嘘であると社員から内部告発があったようです。

関連記事:Alexaに話した声はAIではなく人間が解析している事が判明 社内チャットで共有も

簡単に顧客の住所を特定可能

以前お伝えしたニュースをおさらいしますと、Echoなどに搭載されているAlexaに話しかけられた音声は保存されており、それはAI処理ではなく人間の手によって解析され、関連情報をタグ付けしているというものでした。

その中で問題となったのは、「音声データを社内チャットで共有できてしまう」「本当に個人情報は特定されていないのか」という点でしたが、当時のAmazonの回答は後者について、「音声データと個人を特定できるデータは完全に切り離されている」と否定しています。

ところがこのプログラムに精通する5人の社員によって、「音声データと個人を特定できるデータは完全に切り離されている」というAmazonの発言が真っ赤な嘘である事が明らかになりました。

彼らの告発によると、業務で利用しているAmazonのシステムから直接住所を特定はできないのですが、位置情報そのものは簡単に入手する事ができ、その情報をサードパーティ地図(Google Mapなど)に入力する事によって住所を特定できていたとの事。

「音声データと個人を特定できるデータは完全に切り離されている」としていたにも関わらず、関係者が「簡単に住所を特定できる」と話しているのですから、Amazonが顧客をないがしろにし保身に走ったのは言うまでもないですね。

元々音声の収集範囲なども疑問視されてはいるのですが、AIスピーカー業界では圧倒的なシェアを誇っているだけに「買い換えた」という声は非常に少なく、購入した人はなし崩し的に使い続けている人が多いようです。

しかし今回の告発は誰もが見逃せるようなものではなく、Alexaに話した内容を基準に「社内チャットで簡単に共有」でき「位置情報からサードパーティ地図で住所を特定できる」ようになっているのですから、所有している人にとっては恐怖でしかないでしょうね…。

今後Amazonがどのような弁明や対処を行うのかは定かではないのですが、信用については大きく失墜する事は間違いないでしょう。

まとめ

Alexaが収集し設定する住所が必ずしも正しいものとは限りませんが、そもそもAmazonの顧客情報と結びついている事を考えると、その気になれば住所氏名年齢なども引き出せてしまうかも知れませんね…。

一部では「スマートスピーカーを使うならそれくらい覚悟しろ」なんて声もあるくらいなのですが、果たしてAppleのHomePodやGoogleのGoogle Homeなども個人情報をどのように取り扱っているのか気になるところですね。

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 ソフトバンク民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

参考:Bloomberg

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