コレだけは絶対ダメ!世界一ハッキング被害に遭ったパスワードが公開される
スマホを使っている以上日常的に使う事が多くなる「パスワード」、iPhoneの場合はTouch IDやFace IDで一部を置き換えたり端末やiCloudに保存する事もできますが、基本的には最初に自分で考える事が多いですよね。
忘れてしまうと大変なので簡単なものや覚えやすいものにしがちですが、あまりに単純すぎてハッカーの被害に遭いやすいパスワードが存在しているそうで、英国のサイバーセキュリティセンター(NCSC)が使用すると危険なパスワードや使用ワードを公開しています。
2,320万人以上が被害に
NCSCはこの度、インターネットセキュリティ関連イベントであるCYBERUK 2019を記念して、パスワードに関する独自の調査結果を発表しました。
その発表の中では主に「危険なパスワード」や「よく使われる単語」などが紹介されており、もし自分が使ってるパスワードや構成単語が含まれているのなら、今すぐパスワードを変えた方が良いかも知れません。
NCSCの調査では、なんと世界中で2,320万人以上もの人が「123456」という共通のパスワードを使用しハッキングの被害に遭っている事が判明しており、NCSCはこうした惨状から「イギリス人の42%はオンライン詐欺でお金を失うことになるだろう」と辛辣なコメントをしています。
他にも「よく使われているパスワード」が公開されており、「123456789」が770万人、「qwerty」が380万人、「password」が360万人、「1111111」が310万人との事で、誰もがパスワードを面倒くさいと思っている事がわかりますね。
またパスワードを統一している人も多いのですが、この場合1つのパスワードがハッカーに知られてしまうだけで複数の危険が発生してしまう事になるので、できれば個別に設定されているのが望ましいです。
その上でNCSCはパスワードの精製方法について、「ランダムではあるが記憶に残る3つの単語を組み合わせる」方法をオススメしており、思い出深い単語などを使う事で複数のパスワードを作っても忘れにくくできるようです。
NCSC今回調査した10万件の使用率の高いパスワードを公開しており、自分のパスワードに自信がない人は下記URLのテキストページにアクセスし、自分のパスワードが含まれていないか検索機能を使って確認してみると良いかも知れません。
まとめ
筆者の場合、筆者にしか意味のわからない3つの英数字の組み合わせを用意し、それの順番を入れ替えて作った6つのパスワードと、別にハッキングされても構わないサービス用の1個でパスワード管理しています。
読者の皆さんは身を守るために、どのようなパスワード管理を行っていますか?