「時間を返せ」ネットの情報を鵜呑みにしてはいけないという話

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by メカ村

携帯電話が普及し始めてから多くの人はネット上で情報収集するようになりましたが、一方でフェイクニュースなど偽の情報が以前よりも多くなり、かつ信じられるケースが増えてきたように思います。

今回は@k_kmh4さんが、「ネット上の情報を鵜呑みにしてはいけない」ことについて分かりやすい形でお話しされていたので、ご紹介させていただきます。

他人の話に同情はしても同調はするな

今や中高生も利用している「メルカリ」、手軽かつ比較的安全に商品のやりとりができるとあって多くの人が利用しているのですが、若年層の利用が多い事もあって「ヤバい出品者」「ヤバいユーザー」は度々話題になっています。

@k_kmh4さんもメルカリを利用している時に遭遇したようで、以前取引した時の内容をスクショとともにつぶやいています。

どうやら遊戯王のカードをメルカリで探している時に、「高橋陽平を救う会」というヤバい出品者に出会ったようですね。

ツイートに添付されている画像には、「高橋陽平を救う会」のプロフィール画面と出品状況のわかるスクショが載せられています。

ここまでざっくりまとめると、くらさんは目的の遊戯王カードを「高橋陽平を救う会」から購入し、商品に封入されていた紙から管理者のLINE IDを手に入れたようですね。

プロフィール内容に疑問や好奇心を抱いていたくらさんはココから管理者に質問を投げかけ、色々な事実が判明していきます。

「高橋陽平を救う会」は両親から虐待を受けている四国在住の陽平くんを、翔という男子が率先しクラスメイト内で逃亡資金を集めるために作られたアカウントとの事。

目標金額は15万円で、クラスメイト達のいらないものや陽平くんの私物を売って貯金し、先に家出した姉のように両親の元から家出させる事が最終目標のようです。

こうした話を聞き出した事で@k_kmh4さんの陽平くんへの興味はなくなってしまい、それ以降は特に取引ややりとりなどはしなくなってしまったようです。

しかしその後、@k_kmh4さんはとんでもないニュースを目の当たりにする事に。

なんと四国の高校で、イジメの報復で男子高校生が同級生の大塚翔貴くんを刺したというニュースを見て、実は陽平くんが「高橋陽平を救う会」を牽引していたクラスメイトにイジメられていたのではないか?と直感したそうです。

このニュースから@k_kmh4さんはLINEで話された内容が本当は真っ赤な嘘で、実際はイジメられていた陽平くんが脅されて手放したくない遊戯王カードを売らされ、翔くんに恐喝されていたのでは?と考えてしまう事に。

@k_kmh4さんはこの件を受けて、どんな情報も誰かから一方的に聞いた話は鵜呑みにすべきではないと思い、特にネットやSNSでのソースのない情報を簡単に信じてしまう事を注意しています。

また同時に、今回の件ならネット私刑にも発展しそうな「大塚翔貴」への怒りについても注意しており、あくまで『他人の話に同情はしても同調はするな』と念を押しているのですが…。

まさかのそもそもこの一連の話全てがくらさんによる創作であり、『他人の話に同情はしても同調はするな』というメッセージを伝えるための戒め系説教のようなオチでした。

時間返せ●●が!

まとめ

かなりの長文でしたが、「ネットの情報を鵜呑みにしてはいけない」「他人の話に同情はしても同調はするな」というのがよくわかったかと思います。

くらさんのこの話をしっかり読んだみなさんは、ネットでも実社会でも他人の話を鵜呑みにしたり、安易に同調しないように気をつけましょうね。

参考:togetter

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