AppleがインドでiPhone XEの生産準備を進めている可能性

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by メカ村

iPhoneのサプライヤーとしてAppleと提携しているFoxconnは最新のレポートによると、今夏からインドでiPhone Xの生産を開始すると報じられました。

すでに世界中で公式販売が中止されているiPhone Xの生産とあって、識者の間では様々な憶測が飛び交っているようです。

iPhone XEをインドで生産か

インドではかねてよりiPhone SE/6sの生産が行われており、今年3月頃からiPhone 7の生産が開始されました。

現行モデルがiPhone XR/XS/XS Maxであるにも関わらずSE/6s/7を生産しているのは、低所得層が多い地域での販売を視野に入れたものですが、ハイエンドモデルであるiPhone Xの生産は識者らにとって寝耳に水でしょう。

そもそも、10周年記念モデルとして登場し例外的なスピードで販売中止となったiPhone Xを今更生産し始めるというのは、iPhone XR/XS/XS Max発売時にAppleが選択した戦略を否定するものになってしまいます。

そこで浮上するのが、噂はありながら全く姿を見せる事のなかったiPhone SE2生産についてで、AppleはiPhone Xをインドで組み立てられる技術水準まで引き上げ、iPhone Xの要素を取り込んだiPhone SE2、一部でiPhone XEと呼ばれる端末の生産を始める気なのではないか?と考えられています。

iPhone XEは噂通りなら、4.8インチ(iPhone 8より0.1インチ大きい)のOLEDディスプレイを搭載したベゼルレスモデルで、Face IDを搭載しiPhone SEのようにフレームがエッジになっているモデルだそうです。

この情報が本当なら、iPhone SEのサイズ感を望んでいた多くのファンを裏切ることになってしまいますね。

もちろんこれらの情報はあくまでリークされた情報を統合したものに過ぎないので、そもそもAppleがiPhone SE2/XEを開発すらしていない可能性は大いにあります。

今回のiPhone Xインド生産がAppleにとってどのような戦略なのかは不確かではあるのですが、将来を見越したテストである可能性も否めませんね。

まとめ

現状iPhoneの生産のほとんどが中国で行われており、もしアメリカと中国の国家間で何らかのトラブルが発生した場合、Appleは製品のほとんどを強制的に販売中止に追い込まれる可能性があります。

そうした状況を踏まえインドの工場でも同じ技術水準まで訓練しておき、いずれは最新機種もインドで生産できる体制を整えたいのかも知れませんね。

参考:iDROPNEWS

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