【100万ドルの売り上げ】偽造iPhoneをAppleに修理依頼、本物になって返ってきて売却→逮捕

Oregonianによると中国人大学生2人が偽造iPhoneを輸入し、Appleの保証プログラムを悪用して100万ドル近くの売上げを稼ぎ出したそうです。
2人とも逮捕され、連邦裁判所で刑事訴訟に直面しています。
偽造iPhoneが本物のiPhoneとなって返ってくる
2017年から2018年までの間にQuan Jiang氏とYangyang Zhou氏は中国から何千台もの偽造iPhoneを輸入しました。
その偽造iPhoneはあえて電源が入らないようになっており、それをAppleに持ち込んで修理依頼をします。
その結果、なんと偽造iPhoneが本物のiPhoneとなって返ってきます。戻ってきたiPhoneを中国に送り現金化するという訳です。
売上げはJiang氏の母親の銀行口座に振り込まれ最終的にはJiang氏の米国の口座に振り込まれました。
1,493台の偽造iPhoneの詐欺に成功
Jiang氏は3,069台もの偽造iPhoneの修理依頼をし、そのうち1,493台が本物のiPhoneとなって返ってきました。
偽造iPhoneは電源が入らないため、Appleとしては本物かどうか調べようがなかったのかもしれません。
1台あたり推定600ドルだとするとおよそ90万ドルになります。
Appleは2017年6月と7月に両名に警告する文章をおくったものの、Jiang氏は応じなかったようです。
(中国人による)Appleに対するこのような詐欺行為は昨年も起きており、被害額は110万ドルを超えています。