復活不可能?サービス開始からメンテ地獄のソシャゲ『魔界戦記ディスガイアRPG』が色々やらかす

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by メカ村

やり込み系シミュレーションRPGの代表作である『魔界戦記ディスガイア』、それがソシャゲでRPGになってリリースされるとあって発表当初からかなり注目されていたのですが、蓋を開けてみると初日からメンテ地獄という事態になってしまいました。

運営は「3月中のサービス再開目処」とTwitterの公式アカウントで宣言していたのですが、さらにとんでもない事態になってしまっているようです。

制限付きで再開してみた結果

昨日22時過ぎ、公式アナウンスで公開初日から続いていたメンテ地獄が一旦終了した事が宣言されました。

しかし普通にメンテが終わったワケではなく、「入場制限」という絞る基準が明確に宣言されていない状態で公開され、ログインできるユーザーとできないユーザーが生まれるというよく分からない状態になってしまっています。

ソシャゲの「入場制限」なんて聞いた事もないのですが、Twitterを見る限り大多数のユーザーがログインできていない事がわかり、ログインできたユーザーとの差(ログインボーナスなど)について問題視する声、期限が来たからとりあえず開けただけと憤る声が散見されます。

そして翌朝10時半、またも緊急メンテナンスが開始される事となり、サービス稼働日から22日経過した現在で実質的な稼働時間は1時間のみ、入場制限での稼働が12時間という意味不明な状態に。

この時点でゲームとしてかなり終わってる状態なのですが、実は「入場制限」にもとんでもない問題が潜んでいたのです。

なんと「入場制限」で入場できたユーザーは、テストアカウントと思われる異常パラメーターのプレイヤーをフレンドにする事で全ステージをそのキャラの1撃で終了させる事ができる状態で、一部ユーザーは入場制限の12時間であっけなく全クリしてしまっていました。

ゲームの不安定さもそうですが、まさかのデバッグ体制もずさんでゲームバランスも崩壊、もし再開してもログインできてない人は新規アカウントなのに対し、テストアカウントをフレンド登録した人は全クリ済みともなれば、例え環境を安定化させてもゲームとして成立しない可能性が高いですね。

リセットという手もあるんでしょうが、それを行ってしまうとまた新たな問題の火種にもなるような気がします。

さすがの筆者も大好きなゲームシリーズでここまでの失態を繰り広げられるのはなんだか気分が悪く、ちょっと開発および運営をしているForwardWorks社について調べてみました。

するとこの会社は2016年4月にソニー・コンピュータエンタテインメントが設立した新子会社であり、昨年発表された業績では16億4千万の赤字、一昨年は6億2千万の赤字を叩き出している事が明らかに…。

また同社が取り扱っているサービスのうち、『ソラとウミのアイダ』と『勇者のくせにこなまいきだDASH!』はそれぞれ今年春にサービス終了が宣言済み、他の3タイトルもディスガイア同様有名原作があるにも関わらず大赤字のようです。

もしかしたら『魔界戦記ディスガイアRPG』は、このままサービスが再開しない状態でサービス終了になるのかも知れませんね…。

まとめ

筆者はディスガイアファンなので『魔界戦記ディスガイアRPG』にはかなり期待していたのですが、このような状態になっていて心底残念ですし、運営しているForwardWorks社にも怒りが湧いてしまっている状態です…。

予定では『けだまのゴンじろー』と『幻想水滸伝』についても同社がゲームを開発・リリース予定らしいのですが…歴代全タイトルが滑っているだけに期待する事ができないという声も非常に多いです。


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