PUBGをプレイしたら逮捕!?すでに16人以上が逮捕されている模様

今や世界レベルで人気の『PUBG Mobile』、世界中のプレイヤーがスマホでリアルタイムバトルができるとあって、クローンゲームが量産されるほどの知名度ですよね。
そんな『PUBG』をプレイしただけで逮捕された人間がここ3日間で16人もいるとのニュースがあるのですが、一体どういう事なのでしょうか?
若者の暴力性と不安定性が増すため
逮捕者が出たのはインドの北西部にあるグジャラート州で、現在なんと法令で「都市部でのPUBG Mobileプレイ禁止」が通達されており、市街地などでプレイした若者16人が逮捕されているとの事。
実はこの法令、4月31日までに「PUBGおよびPUBG Mobileをプレイする事を全面禁止」になるそうで、インドのグジャラート州ではPUBGおよびPUBG Mobileが完全にプレイできなくなるそうです。
— Rajkot City Police (@CP_RajkotCity) 2019年3月7日
法令が施行された理由はざっくり、「子供達は学校の成績に悪影響を及ぼすレベルでゲームをプレイしており、PUBG(Mobile含む)は子供の暴力性や不安定さが増加する」とされています。
この法令ではPUBGが名指しされていますが、例えば同じバトルロワイヤルゲーム(フォートナイトとか)は禁止されておらず、完全にPUBGのみを締め出す動きになっている模様。
この背景にはインドでの圧倒的PUBG人気が大きく関わっており、ガジェット中毒などを取り扱うインドの病院には「PUBG中毒」なる名称も使われているほど、PUBGはインドの若者の間で流行しているようです。
インドでも過去にこうした有名ゲームタイトルを名指しで禁止した例はなく、もしかしたらこの禁止を受けてPUBG民がフォートナイト民に移民したら「フォートナイト全面禁止」「フォートナイト中毒」といった言葉も生まれるかも知れません。
日本でも度々ゲームについては問題視や注意喚起などは行われてきましたが、法整備してプレイした人間を逮捕するというのは世界的に見ても非常に珍しい事例かと思います。
インドの他の州では施行されていないそうですが、理由が科学的根拠に基づかないふわっとした内容なのでグジャラート州のみの施行に止まりそうです。
まとめ
今の所反対運動などのニュースは見当たらないのですが、4月31日に無条件で全面禁止とあってはプレイヤーたちが声を掛け合って反対運動を開始するかも知れませんね。
もしかしたらこのニュースを見た政府関係者が同様の法令を別の国で施行するかも知れませんが…まさか日本では施行されないですよね?