ドコモ、7000万人分のデータを有償で解放へ

日経新聞によると、NTTドコモはdポイントの会員情報を有償で協業先に解放するとのことです。
dポイントの会員数は約6800万人と大きく、ビッグデータを活かしたデータビジネスとなりそうです。
会員情報の解放は協業先300社
dポイントはドコモの回線を利用したり、dカード、d払い等で貯まるサービスです。
貯まったdポイントはドコモの携帯料金や新しい携帯端末の料金に充てることができます。
提携先はローソンやマクドナルド、マツモトキヨシを含む300社以上となります。
ドコモはこれらの協業先に会員情報の分析ツールを提供します。
dポイントの会員情報をビッグデータの形で利用することで、ユーザーの性別、年齢、買い物の傾向を分析することができ、それによって新商品やキャンペーンに活かすことができるとのことです。
プライバシーの保護は守られるのか?
無断で情報が解放される訳ではなく、承諾を得たユーザー情報のみを協業先に公開するとのことです。
しかしながら会員情報の利用についての”規約”をユーザーがちゃんと読むとは限らないため、ドコモがどのような形でユーザーから「情報利用の許可」を得ていくのか気になります。
解放される会員情報の項目は明らかになっていません。
さすがに個人を特定できるような情報は公開されないはずですが、日経新聞は下記のように述べています。
「ドコモはデータ基盤の開放に向け、セキュリティーを強化する。個人情報の運用ルールも厳しく設定する方針で、協業先に順守するよう求める。」
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