ソフトバンクなどの「カウントフリー」、公平性の確保のため総務省がガイドライン制定へ

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by ともぞう

先日ソフトバンクなどが提供している指定のサービスの通信量がカウントされないプランに関して規制する方針のようだとお伝えしましたが、どうやらそこまでの話にはならないようです。

一律禁止とはせず、ケースバイケースで対応

ソフトバンクの「ウルトラギガモンスター+」やLINEのSNSノーカウントなどいわゆるカウントフリーと呼ばれるプランは、指定のサービスをよく使う人にとってはありがたいサービスとなっています。

しかしながら先日、カミアプでもお伝えしていたのですが、共同通信が伝えるところでは総務省がこれらのプランに規制入れる方針という話が出ていたんですよね。

これは総務省の行なっている「ネットワークの中立性に関する」有識者会議の開催前に共同通信が報じたもので、同様のサービスを提供していない事業者が不利な立場となり公正な競争を妨げるという考えからであると伝えられていました。

また無料で使える分の通信量は契約者全体のカウントとなるためカウントフリーの利用者のみに利益があり、そうでないユーザーの負担となる点がこのような話の原因とも…。

これにはネット上で様々な意見がかわされ話題となっていた訳ですが、総務省が公開した有識者会議によってとりまとめた中間報告書案によると、少し違った内容となっているようです。

そもそもこの話は、少し前から海外でも議論となっている「ネットワークの中立性」に関する話の中の1つ。

中間報告書案ではゼロレーティング(カウントフリーのこと)は利用者獲得の為の競争促進、利用者によるコンテンツ利用の促進などのプラスの効果が期待出来ると評価。

しかしながらゼロレーティングの利用者とそうでない利用者での負担の公平性、ゼロレーティング対象となるコンテンツ事業者とそうでない事業者との負担の公平性という点に論点があると指摘しています。

また有限な帯域をゼロレーティングサービスのトラフィックが逼迫する恐れがある点やノーカウントとするために利用者のパケットを分析する必要があり、これが通信の秘密の侵害にあたる可能性もあるとのこと。

では先日の報道のように何かしら規制が必要…という話かと思ったのですが、そこはあくまで一律に禁止するということではなく、今後は一定の判断基準を示した上で、ケースバイケースで事後的に対応していく考えであるとしました。

あくまで市場の強者が有利にならないよう競争の公平性を確保することが、今後固まっていくガイドラインの方向性であるようです。

以上のことから現在提供されているゼロレーティング(ノーカウント)系のサービスが直ちになくなったり、規制などにより変更されたりすることはなさそうなので、ひとまずは安心といったところでしょうか。

それにしてもこんなことより一時盛り上がっていた、月額料金の値下げの話が最近あまり聞かれないのですが、できたらそちらも話題となるような内容でぜひ進めて頂くよう総務省さんお願いいたします。

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 au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

参考:総務省

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