自動運転はAppleよりGoogleのWaymoの方が「8万倍」優れている

8万倍というのは多少大げさではあるのですが、数字上は確かにそうなっています。
自動運転において、Appleの勝ち目は現状かなり薄いようですよ。
圧倒的な差が付いた自動運転の安全性
カリフォルニア州の車両管理局は各社の「1000マイル(約16万㎞)あたりの自動運転の解除の数」のデータを発表しました。
※DMVのページはIPで規制されてアメリカ国外からはみれないようです。
つまり、自動運転をしている時に「ドライバーが危険を察知し自動運転を解除しなければいけなかった回数」と言うこともできます。
※この基準は各社ごとにブレるのであくまで目安です。
その数字は
Waymoは0.09(111台)、GMは0.19(162台)、日産は4.75(4台)、トヨタは393(3台)、Appleは871(62台)
となっています。※カッコ内は試験に使われた車の台数です。
WaymoとAppleの数字を並べるとこうなります。
- Waymo:0.09
- Apple:871
文字通り桁が違いますよね…。
Appleは1マイル強を運転する度に自動運転を解除しているのに、Waymoは9万マイルに1度しか解除しない計算になります。
Appleの数字が酷いのはさておき、Waymoが優秀すぎて後ろについていけるのはGMのみとなっている状態です。
ぶっちぎりで成長を続けるWaymo
そもそもWaymoは2015年の時点で1000マイル毎の自動運転の解除数が0.64という極めて優秀な数字を叩き出しています。
そう考えるとAppleを含め各社の自動運転よりもWaymoは少なくとも4年以上は先行していると言えそうですね。
さらにWaymoはそれに甘んじること無く毎月自動運転の走行距離を飛躍的に伸ばしています。
創業から6年かけて100万マイルを達成し、直近では”毎月”100万マイルを達成するほどに。
もはやぶっちぎりすぎて、自動運転タクシーをまもなく始めるそうですよ。