Google謹製、漏洩の可能性があるパスワードを警告してくれるChrome拡張機能を試してみた

先月あるハッキング・フォーラムで7億超のメールアドレス、2,100万件以上のパスワードの流出データが見つかったとして話題になりました。
もしそこに自分のメアドうやアカウントが含まれていたとしたら、ちょっと怖いですよね。
そのような時にスグに対処ができる素晴らしいツールをGoogleがリリースしたので早速試してみました。
拡張を入れておくだけで後は漏洩を検知したら警告
GoogleがChromeブラウザの拡張機能としてリリースしたのは、ブラウザ上でメアド・パスワードを入力した際にデータ漏洩の可能性がある場合に警告してくれる「Password Checkup」。
Googleは40億件以上の漏洩が確認されたID(メールアドレス等)・パスワードの組み合わせをデータベース化し、該当するものが入力された場合にそのパスワードを使い続ける危険製を警告してくれるそうです。
今までも自分のメールアドレスが漏洩データの対象であるかどうか調べてくれるサービスは数多くありましたが、それ自体が情報収集をしているにでは?という懸念もあり、抵抗があった方もいると思いますが、今回はなんと言ってもGoogle謹製。
さっそくどんな風に使えるのか試してみました。
使い方は至って簡単で、まずはChrome ウェブストアの「Password Checkup」のページを開き、「Chromeに追加」ボタンをポチッとしてChromeに拡張機能を追加。
一応この拡張機能、アカウントとパスワードをチェックする関係上、アクセス権は強めとなっております。ここが気になる方はここで辞めておくことをおすすめします。
さてインストールが終わっていきなり漏洩しているメアド・パスワードがあります、と出たらどうしようかとドキドキしたたのでが、結果は今のところ問題なしでした。よかったよかった。
もしこれが漏洩データの対象だったり、利用開始後にデータ漏洩が確認された場合などは下記のように真っ赤なウインドで警告されるようなので、速やかにパスワードを変更しておきましょう。
とりあえず入れておくだけで難しい設定なども不要で、Googleが漏洩の危険製を警告してくれるとはありがたいツールとなっています。
またアカウントやパスワードといったデータを取り扱う関係上、細かいことは分かりませんが暗号化など極力セキュリティに配慮したデータの取扱いをしているとのこと。
いくら暗号化していてもパスワード管理アプリなども使うのに抵抗もある方もいらっしゃると思いますので、手放しでオススメという訳にはいきませんが、Googleが漏洩もモニタリングして警告してくれる拡張機能、気になった方はぜひ一度お試しを。
拡張機能はこちらから
⇒Password Checkup – Chrome ウェブストア
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