Apple、FaceTimeに関するバグの修正を来週以降に見送り

Appleの広報担当者は多くのユーザーに影響を与えているFaceTimeバグに関するソフトウェアのアップデートを来週に見送ると述べました。
延期の理由は明らかにせず
カミアプでも以前取り上げたFaceTimeに関するバグですがAppleに新たな動きがありました。
今週の月曜日、Appleは問題になっているFaceTimeに関するバグを修正し今週中にアップデートを行うと発表していました。
しかし、米国時間の本日金曜日にAppleはこの問題に関するアップデートを来週へ見送ることを決定したようです。
見送られた理由については明らかにされていません。
これについてAppleの広報担当は
We sincerely apologize to our customers who were affected and all who were concerned about this security issue.
(今回の件により不便をかけているお客様や、この問題で不安を与えてしまった全ての方々へ謝罪します。)
と述べました。
1週間以上も前から…
実はこのバグはAppleが正式に確認する9日も前から一部のユーザによってAppleに報告されていました。
特に最初に発見したと考えられている少年(14歳)の母親は電話や電子メールなど、可能な手段を尽くしてAppleへ報告を行いましたが反応は得られなかったそうです。
この声をAppleが拾えなかったことがこの問題の解決を遅らせ、より深刻にしたと言えるでしょう。
この件について広報担当は以下のように言及しています。
We are committed to improving the process by which we receive and escalate these reports, in order to get them to the right people as fast as possible.
(我々は、皆様からの報告を適切な部署へ届けるために伝達に関するプロセスを改善することに取り組んでいます。)
人間がソフトを作っている以上、バグというものは絶対に避けられませんがより迅速に対応するためにも、Appleには今回の件から学び再発防止を徹底してもらいたいですね。
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