Appleはバッテリーを自社開発する?サムスンの元幹部を引き入れた模様

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by メカ村

参考:LinkedIn

今までにも多くの有名企業幹部を引き抜いてきたApple、しかしその人物の得意分野によっては「何を開発しようとしているのか」が割り出されたりもしていますね。

今回もそんな大物をAppleが引き入れたのですが、どうもAppleはバッテリーの自社開発を考えているようです。

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サムスンの元上級副社長

昨年12月より、サムスンで2年間も上級副社長を勤めたスンホ・アン氏が現在、Appleに勤めている事がビジネス特化型SNS「LinkedIn」により明らかになりました。

ライバル企業であるサムスンにいた、それも上級副社長を勤めるような人物をなぜAppleは引き入れたのでしょうか?

スンホ・アン氏の得意分野

LinkedInの掲載内容によれば、彼はサムスンに在籍している際にスマホをはじめ様々な家電製品の次世代電池開発に取り組んでいた事がわかります。

もちろん企業秘密が含まれるので詳細までは書かれていませんが、サムスンに入社してから9ヶ月間は電池素材の設計を、さらに約1年間はリチウムイオンバッテリーの開発を、そしてその分野で約2年間上級副社長を勤めていたとの事。

参考:LinkedIn

またそれ以前の職歴もLGなどでバッテリーや電気エネルギーに関する仕事に従事していた事が書かれています。

この経歴を見る限り、Appleが彼を引き入れたのは間違いなくバッテリーに関する何らかの技術開発のため、と断言できるでしょう。

iPhone XSのL字バッテリー

基本的にAppleはiPhoneやMacのバッテリーを主に中国や台湾の企業が作った物を供給しており、自社で何らかのバッテリーを開発する事はありませんでした。

しかし昨年発売されたiPhone XSには、独特な形状の電極シートを内臓したL型のバッテリーを開発・搭載に至っています。

参考:iFixit

世代が進むにつれて搭載するハードウェアが高度かつスペースを取る事になってきており、いかに省スペースで容量の大きなバッテリーを搭載できるのかは業界全体での課題となっており、L型バッテリーはAppleが導き出した答えの1つと言えますね。

しかし実際のところ、このL型バッテリーの発想自体は良かったものの、発熱などの問題をクリアするノッチを作った事でiPhone Xよりも容量が若干減ってしまっており、専門家などから苦言を呈されていました。

参考:iFixit

そこでAppleは、ライバル企業などで長年培われてきた専門知識を持つスペシャリストであるスンホ・アン氏を招き入れ、L型バッテリーの問題点解決や次世代バッテリーの開発を行おうとしているのでしょう。

バッテリー自社開発の可能性

またスンホ・アン氏を引き入れたのは、Appleが海外のバッテリーサプライヤーを頼らず、自社開発したバッテリーを採用しようとしているのでは?という意見もあります。

この根拠にはスンホ・アン氏引き入れの他に、Appleが2年以上前からから行っていると噂されるコバルト鉱山労働者との調達交渉が挙げられ、現在サプライヤーからバッテリーを入手しているAppleにとって、その原料となるコバルトを確保する意味がほとんどないからです。

参考:Wikipedia

つまり、スンホ・アン氏をリーダーとしたバッテリー開発チームが立ち上げられ、確保したコバルトを利用しiPhoneやMacなどのバッテリーを自社開発しようとしている、と考えられるワケですね。

Galaxy Note 7バッテリー問題

ただ一方でスンホ・アン氏が在籍していた期間と、Galaxy Note 7のバッテリーが爆発などし回収となった期間とがかぶっているという指摘があります。

彼が件の問題に関わっているのかはわかりませんが、バッテリー部門の上級副社長が全くの無関係だったとは考えにくく、スンホ・アン氏がAppleに入社した事を快く思っていない人もいるようです。

まとめ

バッテリーがAppleの自社開発となれば、ある程度のリスクと引き換えに端末原価の引き下げとバッテリー容量の最適化が期待され、スンホ・アン氏が活躍する事は大いに歓迎される事かと思います。

Galaxy Note 7の件がどうにも引っかかりますが、電池容量や効率が良くなってしかも端末価格が安くなると思えば、喜ぶiPhoneユーザーは非常に多いのではないでしょうか?

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 au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

参考:apple insider

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