iPhoneのシェアが伸び過半数を超える!2018年スマホの販売台数

BCNランキングによると2018年のスマートフォンの販売台数においてiPhoneのシェア率が全体の51.4%となりました。
2017年比で3%増となり2年ぶりの過半数越えとなります。
目次
4台に1台はiPhone8という結果に
「iPhone8がものすごく売れている」というのは知られていましたが、2位のiPhone Xと比べると何と20%以上も高い25%のシェアとなりました。
つまり2018年に売れたスマホの4台に1台はiPhone8だった訳です。
iPhoneXS/MAXは最低でも12万円(税込み)だったことが原因なのか売れ行きは芳しくありません。
一方iPhone XRは値下げ効果をしたものの効果は薄く全体の2.7%止まりとなっています。
しかしながらiPhone8の在庫処分が終わり、iPhone XRが在庫処分価格となることが予想される2019年には一定のシェアを確保することが予想されます。
iPhone Xのようなノッチ有りiPhoneが伸びている
2018年全体でみるとiPhone8が絶好調なのは明白なのですが、iPhoneXS/MAXの販売日以降の2018年9月21日以降で絞ると少し様子が変わります。
売れ行きはイマイチなもののiPhone XS/MAXやXRの販売が始まり、iPhone Xのようなノッチ有りのiPhoneが大きく勢力を伸ばしています。
iPhone8は2018年全体でみると48.7%ですが、9月21日以降だと37.3%まで数字が下がります。
ノッチ有りデザインであるiPhoneX、XS/MAX、XRは合計すると49.2%のシェアとなりました。
これにより今後はやはりノッチ有りのデザインがシェアを伸ばしていくことになりそうです。
実はまだ売れているiPhone SEとiPhone 6s
注目すべきは2018年のスマートフォン総合ランキングで6位と9位に入ったiPhone SEとiPhone6sでしょう。
両方とも3年程度前の機種であるにも関わらず、現役の最新iPhoneやAndroid端末と同等以上の実績を出しているようです。
売れている理由はワイモバイルでiPhone6s 32GBの端末代金が10,584円という圧倒的な割安価格で売られていることや、ドコモでもdocomo withの対象機種となり大幅な値引きがされていることが大きいと思われます。
関連:docomo with
まとめ
「Appleは不調だ」とよく言われますが、Appleのシェア率がスマートフォン全体で前年比3%伸びていることを考えると実際には不調なのはAppleだけではなく、スマートフォン市場なのかもしれません。
さらに言うと、もっと不調なのはandroid勢だと言うこともできます。

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