前年の11倍!2018年Appleはバッテリー交換を1100万回も行った
バッテリーを3200円で交換というキャンペーンが効いたのか、昨年iPhoneのバッテリー交換が1100万回も行われたそうですよ。
AppleのCEOティム・クック氏が従業員向けのミーティングで明らかにしたそうです。
Apple replaced 11 million iPhone batteries in 2018, up from its usual of 1-2 million
バッテリー交換は例年100万回程度なのに…
Appleは昨年、iOS11でバッテリー寿命の短くなったiPhoneのスペックを意図的に落としたことをユーザーに告知しなかったことでユーザーから猛反発を受けました。
その結果バッテリーの交換費用を期間限定で8800円から3200円に値下げした訳ですがその効果は絶大だったようです。
例年100万〜200万回程度のバッテリー交換が2018年はなんと1100万回も行ったそうです。
しかしバッテリー交換を申し込んだものの「受け付けてもらえなかった」「修理受付のページに入れない!」と言う声が多数上がっていたので、バッテリーの交換の現場はパンクしていたのかもしれませんね。
iPhoneの売れ行き悪化の原因に?
さすがに1100万台ものiPhoneのバッテリーの交換をしたということは、その数の分だけiPhoneが売れなくなったともいえます。
2017年のiPhoneの販売台数は2.2億台なので、Appleはおよそ5%程度の機会損失を被ったのかもしれませんね。
実は値下げしていたバッテリーの交換の費用
もともと8800円だったバッテリーの交換の費用ですが、実はiPhoneX以降の端末であれば7800円に値下げされています。1000円も安くなっている、というのは驚きです。
ちなみにiPhone6〜8の端末は5400円となっていますよ。