2018年、任天堂はスマホアプリで372億円を稼いだ※ポケモンGO抜きで

Sensor Towerによると任天堂は2018年にiOSとAndroidアプリからおよそ372億円の収益を得たようです。
また成長の速度はかなり速く、第四四半期には2017年比で47%増加となる125億円を売上げています。
ファイヤーエンブレムが収益の大半、しかしマリオは…
上記グラフのようにスマホアプリの収益の66%はファイヤーエンブレム・ヒーローズです。同アプリは日本を含む世界で246億円を売上げています。
ファイヤーエンブレムは2018年だけの一発屋ということではなく、リリース以来少なくとも521億円は稼いでいるそうですよ。
また同期間にドラガリアロストが62億円、動物の森は51億円の収益を上げたとのこと。
その一方でマリオは…
iOSで華々しいスタートを切ったスーパーマリオランは、残念ながら2017年と比べると33億円も売上げが落ち11億円となっています。
スマートフォン向けアプリ『マリオカート ツアー』を開発中です。来期中(2019年3月まで)の配信開始を予定しています。 pic.twitter.com/Z5EYKh8N2L
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) 2018年2月1日
しかしながら任天堂は2019年3月にはiOSとandroidで「マリオカートツアー」のリリースを予定しています。
マリオカートは任天堂が持つ大人気タイトルなので非情に期待できそうですよね。
忘れちゃいけないポケモンGO
任天堂のスマホアプリの収益はこれ以外にもポケモンGOの収益も入ってきます。そのポケモンGOの売上げは2018年に860億円に上ります。
細かい収益分配の方法は明らかにされていませんがポケモン社にその30%から50%が配分された場合、任天堂は32%の株式を所有しているので60〜90億円が任天堂の決算に寄与する予定です。
さらに任天堂はGoogleとともにNianticに3000万ドルを投資しているので、株式比率は少なくとも20%以上はある可能性が高いです。そうなるとさらに100億円以上が決算に影響を与えるかもしれません。