一時1ドル104円!円高の原因はAppleか

年明けとともに円高が進み、3日には一時1ドル=104円70銭をつけました。
原因は世界経済減速への懸念とされていますが、これにはAppleの影響があるのではと考えられています。
Appleショック
Appleは1月2日(現地時間)の夕方に、これまで900億ドル(10兆円弱)と見込んでいた第3四半期の売上高予想を、840億ドル(9兆円強)まで大幅に下方修正しました。
下方修正の原因は、新型のiPhoneの売り上げが思うように伸びなかったなども考えられますが、今回は米中貿易摩擦の影響の深刻さがあらわれているとの見方も強く、投資家たちがリスクを避ける動きへ出ているようです。
またそれ以前から中国の経済指標が悪化しているため世界経済への懸念が増えており、それを後押しする形になったとも考えられます。
そして2日にAppleが出した下方修正を受け投資家たちの間で比較的安定した資産とみなされている円を買う動きが強まり、今回の円の急伸に繋がったようです。
まとめ
最近は日経平均株価も一時2万を割るなど心配なニュースも増えてきましたが、先日からの円高の動きにはAppleの業績が大きく関係しているようです。
そして、他の要素もたくさんあると思いますが、ここまで世界経済に影響を与えるAppleは改めてすごいですね。
参考:this.kiji.is